(vol.0491)
こんにちは!
社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。
「あなたの時間単価は
   〇〇〇円です。」
新卒1年目、入社した会社の
リーダーから教えていただき、
意識するようになりました。
ある日、
プロジェクトリーダーでもある上司が
眉間にシワをよせて作業をしていたので
覗きこんで、聞いてみると
プロジェクト管理と
収支を計算している
とのことでした。
システム開発やコンサルでの仕事は
クライアントさまとの契約ごとに
プロジェクトとして
チームを組んで、
社内のメンバーがアサインされます。
それぞれの役割を持った
メンバーが社内の組織から
課を超えて配属されチームとなって
一つの製品を開発、おさめるわけです。
プロジェクトごとに
納品日までの段取り、チームの舵取りと
利益管理をリーダーが行なっていました。
リーダー
システムエンジニア
プログラマー(上級、中級)
それぞれに
時間当たりの単価を設定
例えば、
リーダーは3万円
システムエンジニアは2万円
上級プログラマーは1万円
新人プログラマーは5千円
と設定していたとすると
時間と単価の掛け合わせで
予算が計算できるわけです。
そりゃ、
眉間にシワをよせるよなぁ
と納得したものです。
そのことから、
新卒入社一年目の新人だった私でも
自分の給料はいくらもらっていて
お客さまからいただく単価は
いくらで設定されていて
それに見合う動きが
できているのかどうか?
自分の給料を上げたければ
アウトプットの質や価値を
上げるしかない
と意識するようになりましたし、
はたらく時間、段取り
への感覚を持つようになりました。
会計事務所に勤務していた時は
この考え方をベースに
自分のお客さまごとの
作業時間を計測(作業種類もわけました)
自分のお給料を考えて
1時間あたりのいただきたい
希望単価をはじき出し
収支実績、目標利益を常に意識して
改善行動に取り組みました。
(会社からは言われてませんけどね(笑)
いただく報酬を上げるには
お客様の満足度を上げる。
お客様がどうやって
利益を上げることができるか?
コストを下げれるか?
品質が上がるか?
業務がスムーズになるか?
喜んでいただけるか?
など、お客様への
価値貢献をすることが
お客様からいただける
報酬アップにつながります。
まずは、お客様に直接影響のない
内部の業務の進め方を合理化し
無駄を削ぎ落としていきました。
お客様がよくなるには?
自社が儲かるには?
お給料を上げるには?
は、全てがつながっています。
これらは、
当たり前のような考え方ですが
意外と
経営者以外の
幹部、スタッフ、社員さんは
意識していないことの
多さに気づきました。
その伸び代たっぷりなところに対して
私は現在、
幹部、社員研修やミーティングで
会社のお金と
はたらくみなさんのお給料のつながりや
考え方を数字に通訳して
お伝えしています。
あ、時間報酬を意識すると言っても
杓子定規で
何時間かかったのでいくらください
みたいなことはしませんよ(笑
今日はここまでです(^^)
