(vol.0413)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



先日、
『個人はなぜ
集団に加わるのか?』


について書きましたが、
その続きです。



個人個人それぞれが異なる
心理的な報酬を得られる時に
それぞれが集団に加わりたいと思う



ということでした。


他の言葉であらわすと、


"現時点で重要かつ
多様な個人的欲求の充足"



ただ、成員が集団から
得られる心理的な報酬は
これだけではありません。





原文から3つの文章を抜き出しました。
そして、自分の解釈を
その次に書いています。




『リーダーシップ(新装版)
「アメリカ海軍士官候補生読本」
NAVAL LEADERSHIP』
アメリカ海軍協会 
武田文男・野中郁次郎 共訳 生産性出版

より


①"人間は一般に集団的生物である。
人間はほかならぬ孤立感を避けるために
人々の周囲にいることを好む。

他人との協働やコミュニケーション
からのけ者にされ、
または隔てられていると感じるとき、
人間は心のバランスを失う。

人は生存し、目標を達成し、
欲求を満足するために、
他人との有効な相互関係に依存する。

個人は、集団が安定した
「帰属」感を与えるとき、
集団活動を選ぶのである。"


②"安定した関係をもとめるだけでなく
自分が「ひとかどの人間」
であることを求める。

自分を重要であると感じ、
よく言われたいと思うし、
同僚の間に社会的地位を
占めたいと求める。"


③"集団が共同社会の中でよく思われており、
排他的であり、
多くのことを達成しており、
非成員からも尊敬されているときは、
メンバーシップのバッジを着ける
個人は重要な自我欲求の満足が
得られるであろう。"



①について、
人によって考え方の差はありますが

人間は、
目標達成など欲求を満足できる
他人との相互関係をもちたい生き物。



②集団の中であるメンバーが
「〇〇が得意」と後輩だけでなく
上司など周りから認められる状態。



③集団(例えば、
朝ドラのまんぷく食品)が
社会から認められてて、
簡単には入社できず
即席ラーメン、カップヌードル、
などさまざまな目的を達成し


すごい!いい会社!と
世間から認められているとき
所属しているメンバーは
誇りに思うでしょう。



さらに


"個人は、集団が
どのように運営されているか、

集団の基準や目標はなにかを
知ろうとし、

どの程度に長く集団の成員で
いられると期待できるか、

どのように組織のなかで
立身出世し、
必要な有能な成員となれるか
を知ろうとする。

こうしたさまざまの事柄を知るとき、
集団の生活は自分にとって
よりいっそうの安定感と意義を帯びる。"


その時には変革のある場合でも
"個人の受託理解しかねる面があっても
一時の反抗を見せるかも
しれないが、それを受け入れる傾向がある。"



集団における自分が
今後どうなるのか
イメージできることも
とても大切なことですね。




今日はここまでです(^^)