(vol.0412)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



『個人はなぜ集団に加わるのか?』



先日読んでいた書籍に
このように書かれていました。



会社に入社する理由、
会社を退職する理由は
それぞれだと思います。



ただ、やはり個人が
集団に加わっている理由が
満たされれば
とどまるのではないでしょうか。



『リーダーシップ(新装版)
「アメリカ海軍士官候補生読本」
NAVAL LEADERSHIP』
アメリカ海軍協会 
武田文男・野中郁次郎 共訳 生産性出版



以下、「集団」という言葉にも
多くの定義がありますが
この書籍の表現を使います。


まずは集団の定義から、
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たまたまその場に
居合わせた人の集まりは「一団」


それに対して、「集団」は

"成員が集団として一体化し、
構造が発生し始め、
成員が自分たちを
「われわれ」という言葉を使い始め、


個人個人が共同の努力を
具体的な目標達成に注ぐとき
その一団は集団となる。"

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では、


『個人はなぜ集団に加わるのか?』


は、


"個人は、成員の地位が
心理的に報酬をもたらす場合にのみ、
集団の成員となり、
集団を自己と同一化するのである。"



心理的な報酬とは、

"一般に、個人が集団に加入するのは、
社会性の欲求や同僚との
安定した関係に対する欲求、
自我の地位に対する欲求、
そのほか種々の欲求が
満たされる場合であると想定される。"




つまり、まとめますと


個人個人それぞれが異なる
心理的な報酬を得られる時に
それぞれが集団に加わりたいと思う



金銭的な報酬だけを
重視している場合には
「金の切れ目が縁の切れ目」。
金銭的な報酬を、
より得られる集団を選択するでしょう。



"ただ、多くの個人は、
個人的満足のために必要な要件について、
ほかの要因を金銭の上位においている。"



心理的な報酬を
満たされることが大切である


と、ありますが、
そうは言っても、



個々人が満たしたい心理的な報酬は何か?
基準(価値観)決まってないと
報酬なのかがわかりませんね。



今日は短いですが
長くなりそうなので明日に続きます。



今日はここまでです(^^)