(vol.0402)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



『調整失敗しました』?



ある監督の
インタビューでの回答に
びっくりしました…



2018年サッカーロシアW杯
予選ステージを勝ち残り
決勝ステージでのベルギー戦
惜しくも勝ちきれず、
ベスト16に終わりました。



そのグループステージ第2戦の
セネガル戦前の
日本代表監督西野朗氏のインタビュー。



『調整失敗』?



えっ、となりましたが
続きを聞き
西野監督のチームに対する
考え方が伝わってきて期待に変わりました。




――セネガルの強みは
「肉体的な強さ、速さだけではなく、非常にチームがオーガナイズ(組織)されている。個の力を爆発的に出すためのディシプリン(規律)がある」

――どう崩すか
 「乾と大島に5キロ増量、5センチ身長を伸ばせという調整に失敗して、それ以外のところで対応することを余儀なくされている。」


インタビューの続きです

「肉体的なコンタクトが多くなると、やはり不利。いろいろ変化をし、クイックネスを生かし、ボールをしっかり動かす中で対応していく」



(サンスポ.comより)


身長を5センチのばせ、
体重5キロ増やせ
増やしたら勝てるというものではない。


調べてみたところ、
大島僚太選手168cm64キロ
乾貴士選手169cm63キロ

セネガル代表の
平均身長は、189.3㎝
平均体重は、76.8㎏



増やしてどうこうなるもんじゃ
ないですね



そもそも、そこで勝負しない
と、明確に答えています。



西野監督の組織に対する考え方、
勝負への取り組み方が伝わってきました。



その後の結果、
乾選手の得点とアシストの
大活躍で2-2の引き分けとなり
決勝トーナメントに近づきました☆



個性をいかす



他国との違いを明確にして
どこに日本の、選手の強みがあるかを
しっかりと把握し
いかにそこで勝負するか?




日本代表という規模ではありませんが、
私自身、学生時代の9年間
バレーボールを通じて
組織について学んだことがあります。



チームメンバーの個の特徴を
ふんだんにいかして
お互いにいかし合い
同じ方向を目指して努力する



そうすることが
チームが勝っていく
勝利の方程式であると
私自身が身をもって経験しました。




それはバレーボール以外の
スポーツ、集団生活でも、
仕事、会社などの組織でも
いえると信じています。



身長5センチのばせ
体重5キロ増やせ



みたいに
個性を無視した指示を
出すようなことありませんか?



できないところばかりに目を向けて
短所や弱点ばかりを
伸ばそうと努力してませんか?




できていないところばかり見ることは、
できることに目を向けるより
目立つので簡単ですからね。



ただ、短所や弱点を
完全にほっとくべきだ
という話ではありません。



個性に目を向けて
その人がいかにいきるか。
ということを考えてますか?



という話です。



乾選手にセネガルの選手のような
身長や体重を期待するなら
他の選手を選んでいるはずで



戦いかたも変わり
結果も変わってきているのでは
ないでしょうか。



会社内やさまざまなチームで
メンバーの方々の個性把握されてますか?



そして、個性はいきいきと
発揮されてますか?



適材適所のチーム
私はめちゃくちゃ
テンションあがります(笑


今日はここまでです(^^)