(vol.0391)
こんにちは!
社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。
4月22日のニュースステーション
蜷川実花さんのインタビューと
その日のお昼の貴重な経験が
重なり合いました。
パラスポーツマガジン
「GO Journal」
(日本財団パラリンピック
サポートセンター主催)の
クリエイティブディレクター
としてパラアスリートを撮影。
蜷川実花さんがパラアスリートと
同行していて
空港の荷物受けのコンベアの前
ある女性選手が
"「私、右腕ないんだからさぁ、
カバン手伝ってよっ」
「ごめん、ごめん」
ガシャンガシャンと義足の選手が
走ってきて…
カッコイイ""
"みんなそれぞれ違うことが、
もっともっと普通になったらいい。
そんな当たり前のことが
まだまだ遠い今の現状。
違うからこそ、
世界はこんなに面白くも美しい。
スゴイ!かっこいい!
そんなシンプルなことでいいと思う。
2020年に、さらにその先に向けて、
この本が、意識が変わる
キッカケになれたら本当うれしい。
だって彼らは
本当にかっこいいから。"
『GO Journal』は、パラスポーツの興奮とパラアスリートたちの息づかいとそれを取り巻くカルチャーとの交錯点を伝えるマガジンです。そこから目指すのは、パラスポーツ観戦のボトルネックとなっている「先入観」─ 障がい者はかわいそう、なじみが薄い、そもそも分からない、スポーツそのものの興奮がない、などといった見方・認識 ─ を揺さぶり、転覆させ、ひいては2020年以降のインクルーシブ社会の発展に向けて、一人一人の行動を喚起するためのトリガーとなることです。
日本財団パラリンピックサポートセンター
4月22日の午後、
私は京都にいました。
ご縁をいただき、
『オムロン京都太陽 株式会社』さまに
工場見学させていただいたのです。
オムロン株式会社と
社会福祉法人太陽の家の
共同出資会社として設立。
"企業と福祉の両面を
つなぐ役割を果たすことで、
障がい者の雇用就労の機会をつくり、
仕事の安定供給と
事業経営の安定を図ります。
そして障がい者が、
自ら働くことにより生きがいが
見いだせる環境づくりに努めます。"
(HPより引用)
働く7割が障がい者の方々。
はたらく方々の表情は真剣で
いきいきとされていました。
1人で1分で作るものを
1人ではできないかもしれないが
例えば、
右腕が使えない方が得意な
左側の作業、
左腕が使えない方の得意な
右側の作業、
工程を細かく分けることで
5人でラインを組んで
5人で5分、それ以上を作る。
受注の値段に合わせるために
生産性を上げていく。
部品を入れて袋とじする作業も
袋をうまく開けることができない部分を
治具や作業補助として機械を
使うことで作業できるようになる。
工夫を現場で障がいのある人自身が
考えて工夫して具体化し形にしている。
と、手作りでの治具と工夫で
業務についていました。
車椅子の社員の方が
工場内を案内し工程や建物など
1つずつ丁寧に説明してくださいました。
私は完全にどこかに
「先入観」がありました。
障がいといっても
1人1人個性が異なるわけで
違うこともあります。
目にわかる違いは
あるかもしれません。
ただ、
生産性を上げる
工夫して行動する
よりよくはたらく
まったくかわりません
私は完全に理解が
不足していると気づかせて
いただいたのです。
蜷川さんの言葉を借りると
自分の中で、
特別だったものから
普通になった日でした。
この見学で
多く気づかせていただいたこと
またブログに書きたいです。
今日はここまでです。
