(vol.0390)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



今日は資料作成でした。



月曜日なので
経営に関する「お金」の話です。



ゴールデンウィーク
10連休いかがお過ごしでしょうか?
私は特に関係なく仕事しています。



前職の会計事務所業界では
また年間の業務のピークが
5月にやってきます。



3月決算法人の決算の申告が
5月にあるため
仕事量が多くなります。



今日はその決算書の中身が
会計事務所さんによって
決算の数字の並び方が
変わることがある?という話です。


決算書の数字の並びが
変わることがある。
(税務申告書上の計算のことは
脇に置いておきます。)


それを説明します。


決算書の利益には
さまざまな種類があります。


営業利益
経常利益
税引前利益



営業利益は本業で儲けた利益です。



経常利益は毎年繰り返される
収益と損失を営業利益に
加味した利益です。
具体的には支払利息や受取利息です。



税引前利益とは経常利益に
この一年で突発的に発生した
収益と損失の差し引きを
加味した利益になります。




例えば、
営業利益より上に
販売費及び一般管理費に
『修繕費』という科目があります。



この修繕費
経常的にかかる費用は
この位置で良いですが、



例えば、台風や大雨で
被害を受けて直した場合
多額な費用が発生することも
例えば100万円かかったとします。



経常的な費用でないために
実態は特別に費用がかかり
『特別損失』と計上すると



営業利益の時点で100万円利益が
減っているのか?
税引前利益で100万円減っているかで
見え方が違ってきます。



税金計算にはさほど
影響がないために
会計事務所さんによっては
この辺をしっかり考えて
対応されることもありますし
そうでないこともあるかもしれません。



例えば、決算数字を
何年か比較すると
飛び抜けて変化していたり、


一年で経営に直接影響しそうな
地域の情報を持っていると



この数字がどうやって
決算書に反映されているかの
手がかりがわかりますね。



決算書は情報の宝庫ですね。



今日はここまでです(^^)