(vol.0378)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。


今日は昨日、一昨日に引き続き
経営に関する「お金」の話です。



利益出たっていうけど
そんなに儲かってないと思う。

だって、お金がない。


それに対して、
このようにお答えしています。


そもそも
儲けの計算(動き)とお金の動き
は異なります。


そんな話を何回かに渡って
ブログに書きます。
出来るだけシンプルに
書いていきたいと思います。


今日は、
「借入金についてのお話です。



儲けの計算(動き)とお金の動き
は異なります。


異なる、つまり
ズレを生じます。


その原因は主に2つ。
▪️タイミング(時間)のズレ
▪️計算対象(になるかどうか)のズレ


・儲けの計算にいれるけど
お金の動きはない。
・儲けの計算にいれないけど
お金の動きがある。



では、具体的な事例
ペットボトルの水を売るのに
自販機を増やすのに
1,000万円借りました。
で、



①お金を借りるとき
②お金を返すときの
儲けの動きと【お金の動き】を見ます。



返済の条件を
借入金の元金は、12万円/月とし
借入金の返済利息は、1万円とします。



①借りたときは、
儲けの動きと【お金の動き】は
0【1,000万円】ー  0【0】=
0【1,000万円】


儲けの入りも出もありませんが、
手元にお金は増えました。



②毎月の返済のときの
儲けの動きと【お金の動き】は


0【0】ー  10,000【130,000】=▲10,000【▲130,000】


儲けの動きは
支払利息の10,000円の経費のみ
となり、


儲けの計算は、▲10,000円
お金の動きは、▲130,000円です。



上記の例は、お金の入りと出の
▪️計算対象(になるかどうか)のズレ
・儲けの計算にいれないけど、
お金が入る、お金が入らない。です。



ここに、大きなズレが生じるのです。



儲けていようが、
儲けてなかろうが
基本的には、
借りたものは返す必要があります。



そして、
返済の原資となるのは
当然、お金です。



そのお金を生み出すのには
1つは本業の『儲け』です。



税金を払いたくないから
利益を出さないように



現時点で
必要以上の経費を使うことで、
儲けは減り、支払う税金も
減るかもしれませんが、



当然、手元のお金が
減ることになります。



毎月、儲けの動きを見える化して
追うのも大切ですが
お金の動きも見える化することで
対策をしっかり
考えていくのも良いですね。



今日は、
《借入金》の話でした。



今日はここまでです(^^)