(vol.0303)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



今日はコンサル準備でした。



『ビジョンとは何か?』



企業で働く友人の話から
自分なりに理解を
深めることができました。


企業で働く友人から
こんな話を聞きました。



「抽象的な内容のミーティングは
なんかパッとしなくて
スッキリしなかったなぁ。



具体的なアイデア出しの時は
嬉々として
みんなテンションが高くて
楽しそうだったなぁ。」









どうやらそのミーティング
会社の方向性やミッション(使命)、
創業の経緯を社長から話が
あったそうでした。



私は、それは
とても大切なことだと
思っています。



ただ、この友人の



"『具体的なアイデア出し』
の時は嬉々として
テンションが高くて楽しそうだった。"



ここでは詳細については書けませんが
たしかに話を聞いていると
『うん、なんだか楽しそう!』と、
私の中でイメージが鮮明に
思い浮かびました。



そのイメージが想像できて
ワクワクしてきたのです。



『抽象的な内容』
『パッとしない』



言葉が足りなかったのか
場がしっかり整っていなかったのか。
抽象的となり、具体的なイメージが
できなかった。と。


そもそも、
何が言語で表されているか?
話されたのか気になります。



『何』の部分が
ものすごく大切ではないかと。



ここで、言語とは?



広辞苑先生に力を借りてみます。



言語とは
"①人間が音声・文字・手指動作などを用いて事態(思想・感情・意志など)を伝達するために用いる記号体系。また、それを用いる行為。ことば。
②ある特定の集団が用いる、音声・文字・手指動作などによる事態の伝達手段。個別言語。日本語・英語の類。"
(広辞苑より)



-『事態』を伝達するために
用いる記号体系




『何』『事態』について考える上で
違う角度から別の話をします。



今でも覚えているドラマの
ワンシーンがあります。



それは、
江口洋介さん主演


救命病棟24時


第3作目(2005年放映)、
都市を直下型の大地震が
起こった内容のシリーズでした。



次々と運ばれてくる怪我人に対応し
ライフラインもなかなか確保できず
全ての人々が希望を持てない
日々が続きました。



物語の最終回。
絶望感が漂う中、
主演の進藤先生(江口洋介さん)が
ある2枚の写真を
病院の壁にはりだしました。



阪神大震災の



被災時の写真



と、



10年後復興したあとの写真



この2枚の変化を現す写真に
見た人が皆、希望を見出して
頑張っていこうとする姿
がドラマで描かれていました。



そう、それは一目瞭然。



どんな言語であらわすよりも
見た人たちの頭の中に正確に
頭の中に描かれる映像そのもの。



はっきりイメージができるものと
パッとしないもの



組織に関わる全ての人たちが
ありありと目に思い浮かぶ
将来のビジョンがあると
一体となってそこに向かって
いけます。



同じ言語を使っても
人によっては頭の中で思い浮かぶ
イメージは別々の可能性もあるし
抽象的でパッとしないこともある。



じゃあ、言語じゃなきゃ
いけないなどないわけで



『事態』を共有できるのであれば、
日本語でも英語でもいいだろうし、
専門用語でもいいだろうし、
映像であっても、シンボルであっても、
同じ体験をすることでも、
もう、なんでもいいような気がしました。



頭の中に思い描ける
明確なビジョンがあれば
そのための手段はなんでも良い



という一つの結論を
自分の中で持つことができました。



今日はここまでです。