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こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



プロのトレーナーの方から
話を聞きましたが
外見の姿勢や表情、動きで
体の状態が見えてくる。



痛みの原因を
どこの部分のトレーニングをすると
良くなるかがわかるということでした。



私も経営数字(毎月の試算表や決算書)
から、いろんなことが見えてきます。


前職では、
自分が関与させていただく分だけでなく
課を任されていた時には
メンバーの中小企業のクライアントさまの
毎月の多種多様な試算表(経営数字)も
見せてもらってました。



実際に会社に行き、
社長とお話ししたり
現場も直接目で見たりしましたので、



数字と現物を行き来することで
経営数字からさまざまな情報、イメージを
持つことができます。




経営数字(損益計算書、特に貸借対照表)
企業の意思決定の積み重ね
を表わします。



一番のスタートは
『設立から何年経過したか?』



例えば、10期であれば
10年の積み重ねが現れています。



その業種業態、総資産の大きさであれば、
だいたいこれぐらいの
10年で利益は残る可能性があるけど、
少ないと感じるとすると



損益計算書のどの経費に使っているのか?
(人件費、運営費、設備費、戦略経費)



残した利益は何に形を変えているのか?
(現預金、債権、資産)



継続経営を続けるための
未来に対しての準備はどうか?



見えないリスクに
対しての準備はどうか?



現時点の数字だけではなく、
過去と未来に対しての考え方も
読むことができます。



▪︎現預金の残高
(商いに対しての金額の大きさで、
   社長の頭の中のお困りごとが
   資金繰りにあるのか?)



▪︎借入金の残高



▪︎資産の保有
どんな科目に
(建物、機械、車両、土地、無形のもの)
どの金額がいくらか?



▪︎債権債務の中身がどうか?



などなど。



もちろん、オフバランスと言って
バランスシート(貸借対照表)に
オフバランス(のっていない)の情報は
別途とらえる必要があります。



あと、実はそもそもの前提の
その試算表の精度がどれぐらいかは
その会社の事務の流れを少し聞くと
信憑性が高いのか低いのかもわかります。



貸借対照表で
社長の性格も分かると
教わってきました(^^)



いい会社の決算書はやっぱり
美しくなっていきます。



美しいかどうか、もしご興味ありましたら、
依頼されている
税理士さんに一度聞いてみても
良いのではないでしょうか?



私も自社の決算書、
美しくしていきたいですね。



今日はここまでです。