(vol.0283)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



今日は午前訪問コンサル、
午後はコンサルの準備です。



もう15年も昔でしょうか?
昔の職場のコンサルタントの先輩から
こんなことを聞かれたことがあります。
「『データ』と『情報』の違いってわかる?」



『データ』とはファクト(事実)


『情報』とは
データを目的に合わせて
意味を持たせたもの



「明らかに違うものだよ。」と。



会計システムに仕訳が入っていますよね。


例えば、
1月11日   現金100/売上100   
現金売上   株式会社〇〇  A商品

1月12日   現金300/売上300   
現金売上   △△有限会社  B商品

1月12日   現金150/売上150   
現金売上   △△有限会社  A商品

こんな風に登録された仕訳のことを
『データ』
といい



このデータをそれぞれの
目的で加工したもの

◾️「取引先別売上」
株式会社〇〇  100
△△有限会社  450

◾️「商品別売上」
A商品  250
B商品  300

が『情報』ですね。



私はコンサルティングの時
会議録として
議事メモを作成しています。
(白板の写メの時もあります)



クライアントの社長ごとに
少しずつ議事メモが異なります。
意図せずに自然と
そうなったという感じです。



10月、11月、12月、1月…
毎月毎月、議事メモ
『データ』が揃っていきます。



実は『データ』である
毎月の議事メモから



会社の将来に関すること、
リーダーへの要望、
社員への伸び代に対しての要望や、
商品のこと、
社長が意識していること、
社長がしていること、


など



時系列を横断して
上記のようにグルーピングして
一つのデータにまとめていくと



『経営計画書』
(経営理念、経営戦略、
行動指針、大切にしている価値基準など)



になっちゃうわけです。



「社長、経営計画作りましょう」



って、気合い入れてやろうとしても



いざとなると
言葉がなかなか出てこなかったり
まとまらなかったり…




対話の中で自然と出てきた
言葉を紡いでいくことで
会社の羅針盤のような役割となる
宝物のような
経営理念、経営計画書
ができてしまう。



なんか、お得な気分ですね(笑



意外なところに
宝物が埋まっているかも
しれませんね。



《データ》島へ
《目的》地図を持って
《情報》宝物を探しにいく



今日はここまでです。
今日も素敵な一日を(^^)