(vol.0267)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



今日(昨日)は、お世話になった
前職の事務所へ
年末のご挨拶に行きました。



私自身、今、
コンサルティングを受けていて
大切にしている価値観で、
『個性』『つなぐこと』
を仕事で大切にしていることが
浮き彫りになりましたが



どうして、
『個性』
だったのかを上手く表現してくれた
本があります。



『コーチング
言葉と信念の魔術』
(落合博満著、ダイヤモンド社)



「欠点を直すこと。
それは良い部分が失われることでもある。」



自分自身の仕事の根本に
この考え方があります。



“打撃指導における微妙なニュアンスは、
企業における人材評価に似ている気がする。
講演での質疑応答でも、しばしば聞かれる。


こんな欠点とこんな欠点があって、
箸にも棒にもかからない社員を
どうしていけばいいか。
実際にそういう人間もいるだろう。


だが、考えてみていただきたい。
すべてにおいてパーフェクトな人間など
いるわけがない。
その人に合う部署はあるはずだ。


人間を部分的に見て評価してはいけない。
いくつかの欠点があっても、
最終的にそれらが補われていれば
いいのではないか。


「私は低血圧なので」と、
平然と言い放つ遅刻常習者だが、
出勤してくれば
楽しそうに馬力を出して
仕事に専念する社員。


営業に同行させても、
商談相手の顔を見て話すことができない
内向的な性格だが、
パソコンに向かえば
喜々としてデータ処理に励む社員。


箸にも棒にもかからないと
言われるダメ社員でも、
これだけは人に負けないというものが
あれば、それを生かしてやるしかない”



“とかく、ダメな部分の方が
目につきやすいので、
つい「ダメだ、ダメだ」と言ってしまう。


反対に、良い部分はなかなか
目につかない。
その世界で一流になるためには、
いくつかの道があると思う。


だが、どの道でも共通していることは、
「欠点を矯正するよりも、
長所を伸ばすことが近道」
という定理ではないだろうか。”



このことを私は
『個性』と言い、仕事で
大切にしています。



なぜ『個性』なのか辿っていくと
自らの経験によるものが大きく、



個人として
自分が活きる時とそうでない時が
はっきりしていたからです。



何でも器用に
こなせるタイプではなく



できることとできないこと、
自分が時間を忘れることと
そうでないことが、
はっきりしています。



子供の頃の習い事では
習字やそろばんは上達したけど



ピアノは8年ぐらい習ったけど
からっきし駄目だった。


保育園の時にやりたいと
言い出した「らしく」
やめたいと思っていたが
中学一年になるまで
やめさせてもらえなかった。


とか、


新入社員の時にプログラマーを
していましたがのびませんでした。
挫折もあり、ニートの時期もあったし



仕事でうまくいった時期も
そうでない時期もありました。



あきらかに、
自分自身、力が入る時と
入らない時があり
パフォーマンスも全くかわりました。



だから、今、
私の提供するサービスが



『個人を大切にして
一人一人との面談で
その人と向き合って、
一緒に考えよう』



としているのは、
相手の方を応援することを通じて、
自分のためでもある。



大丈夫だって。
俺がそうだったから。
だから、応援してますよ。



なんです。



私のミッション(使命)は
「人の可能性を信じて
   できると思える瞬間に立会い、
   背中をそっとおす。」



「できる気がする」



それがスイッチとなり
思わず体が動いてしまう。
動きたくなる。



そういう状態になるよう
クライアントの社長、
社員の方一人一人と向き合って
ともに成長しています。



だから、1人1人と面談してる時、
時間を忘れる程
自分がのめり込むんでしょうね。
決して楽じゃないけど
めちゃくちゃ楽しいです。




今日、事務所に顔を出した時に
皆さんから、

元気そうですね。

楽しそうですね。

と言ってもらえたのは
そのためかと。



ほんとありがたいことです。



すみません、
今日は自分の原点を
思い返すブログになりました。
お付き合いくださいまして
ありがとうございます。


今日は、ここまでです。