(vol.0240)
こんにちは!
社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。
今日はコンサルの準備と
クライアント先で
リーダーとのランチミーティング、
テレビ電話セッションです。
経営者の方や営業マンさんの
『売上目標は…』
と言う言葉を聞くと
思わず反応してしまいます。
企業が継続するために
必要なお金、利益を考えた上での
『売上』なのかということです。
◾️「売上構成と粗利率は
全て同じ毛色のものか?」
例えば、車屋さんの例で考えると
新車販売、
中古販売、
修理、
交換サービス、
点検 …
どの商品、どのサービスかで
売上と利益の金額が変わるからです。
例えば
新車の販売であれば、
仕入金額はほぼ安定している
と思われますし、
売る金額もほぼ安定しています。
売上から仕入を差し引いた利益の金額は
予想しやすいのではないでしょうか?
中古車の販売といえば
仕入金額は『自由』ですよね。
そして売る金額も
相場はあるかと思いますが
自由です。
修理も点検も
修理内容により
残せる利益の金額が変わります。
なので、
『売上目標は』と聞くと
ピクンとなってしまうわけです。
他にも、営業マンさんが
「売上は、売上は」
と言ってると気になります。
ちゃんと粗利のこと気にしてるかな。
ちなみに
ここで言う『粗利』とは
売上から変動費を引いたものを言います。
変動費とは
売上の『数』に伴って変わって
動く費用のことを言います。
例えば小売業であれば
商品代です。
さっきの車屋さんの例では
車販売は、販売する車の仕入額
修理は、かかった材料費や外注費
タイヤ交換は、変動費は、ほぼ0です。
変動費は業種業態、
事業内容により異なりますので
注意が必要です。
『売上目標』を達成するために
値引きして売りまくる。
粗利率(売上における粗利の比率)
が低いものを売りまくる。
これらは、売上がたくさんあっても
利益を残せないわけです。
『目標粗利』は…
と言う言葉を聞くと、
安心します(笑
ちなみに、
粗利率も大切ですが
私が注目するのは
粗利『額』です。
会社全体での粗利額はいくらか?
そして、売上を特性ごとに分けて
分けた後のグループごとの
粗利率はいくらか?
と、確認していきます。
今日も素敵な一日を(^^)
