(vol.0092)




こんにちは!


社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。


今日は木曜日なので
経営に関する「お金」
の話。仕組み編です。


出来た経営数字をどう見て
意思決定するかが
ものすごく大事です。


でも、出来上がる
「経営数字」そのものが、
どんな数字か?そんな話です。


『経営数字が出来るまでの体制』を、
私は、『製造工場』と捉えています。



今日は、D編
D(Derivery)=納期→出来る時期
についてです。



■D→経営数字ができる時期
1.資料ガッサリ系(年に一回)
2.翌々月
3.次月


Lv.1「資料ガッサリ系(年に一回)」


ガッサリしてません?


特に単純な計算で、
収支も頭の中に入ってて、
経営数字を見なくても
経営できる
もしくは、経営しない
であれば、
特に問題はないかと思います。


確定申告の時期に、
「いやぁ〜、大変だ、1年分」
という話を聞くと、

『ふ〜ん…

お客さまの
利益をもっと出せるチャンス

もしくは、改善のチャンスがある』


と思ってしまうのは、
職業柄でしょうか。



Lv.2「翌々月」


惜しいです。


5月の数字見てピンと来ますか?
7月の経営にどう活かしますか?


Lv.3「次月」


6月の数字を見て、
今、どう改善するか?
行動に結びつけるか?


早ければ、当月うてる手も
増えそうですね。


意思決定が、早くなります。


今日は7月5日なので、
(なかなかこの時期に
出せる事業者さまは
稀かもしれません。)
7月は、あと
『26日』
です。


こうやって考えることができます。
例えば、


6月(5月)にたてていた行動計画。
計画に基づいて、
6月は実際に
販促チラシを作成して、
キャンペーンを実施した。


『実際に6月動いてみて、
数字に影響しているかな?』


・売上の金額はどう影響したかな?

・粗利の金額は、率はどうかな?

・広告代は?

あんまり効果なかったな。


7月何をしていこうか?
キャンペーンの打ち出し方を
変えてみようか?
チラシの配る枚数や時期はどうかな?

『8月にもう一度キャンペーンしよう。』

じゃあ、7月、
『あと26日間』で
何をしていこう。

6月の反省を活かして、
目標は…


と、考えることができるのでは
ないでしょうか?


意思決定の時期が早くなり、
行動のチャンス期間が長くなる。


いかがでしょうか?

数字が出るのが
「早い」のと「遅い」の
どっちがいいでしょうか?


いやいや、
書類が、情報が揃わないと
そもそもの数字ができないよ。


そんな声が聞こえてきそうですね。


おっしゃる通りです。


そんな時は、こんな方法もありますね。

・自分達が意識して
早められることは早くする。
当たり前ですけど。
月末一気にやらず、
分けてすすめておく。


・相手がいることであれば、
できるのであれば交渉する。
「早めに請求書いただけます?」

・納品書で計算する

・概算計上する


などなど。


手間と、

正確性と、

効果と、

ステップ


を考えた上で総合的に判断して、
できないところに目を向けるのではなく、
大きな塊から
出来ることを
ちょっとずつ切り離していく。

そんなイメージですすめられると
良いかもしれません。


経理担当者の方や
税理士さんなど、
相談できる方に相談
されてみてはいかがでしょうか?


今まで、早く数字を知りたいと
思ってこられなかった方は、
どんな効果があり、
早く見たいと思わせてくれる
機会に出会えなかっただけだと
思っています。


わたしが関わらせて
いただいたお客さまがそうでした。
やる意味がわかれば、
考え方と行動がかわります。


『新聞』と『毎月の経営数字』は、
同じ?



今日はここまでです。