不安を残したまま退院 | 卵巣腫瘍[境界悪性]を乗り越える!

卵巣腫瘍[境界悪性]を乗り越える!

2021年6月に卵巣腫瘍が見つかり、2021年8月 開腹手術にて右卵巣+付属器+大網切除。病理検査で「漿粘液性卵巣境界悪性IC1期」と診断。アラフォー独身、経過観察中。日々のあれこれを書いてます。

朝6時、起床とともに採血。

結果次第で退院OKか決まります。

熱は…37.3℃…何て怪しい雲行き…

 

退院予定日なのにこんな状態なもんだから、

朝ごはんほとんど食べられず。

食後、主治医が回診に来てくれた。

・創部はすごくキレイで問題なし

・下腹部の痛みあり

 

「この後もう一度診察させてください」

 

退院のための診察は昨日したんだけど、

痛みと熱があるので改めて再診。

 

1時間後くらいに診察室へ呼ばれる。

触診 / 内診 / 腹部エコー

昨日同様、一通りチェックする。

 ・左卵巣は問題なし

 ・近くにある腎臓も問題なし

 ・子宮が少し腫れてる?

  圧迫すると子宮付近が痛む

 

同時に血液検査の結果が出て、

 ・白血球と血小板の数値が基準外

 ・炎症反応(CRP)も出ている

 

結果

 ・ひとまず退院でいいけど予定を早めて、

  1週間後に再診する

 ・それまで抗生物質で様子を見る

 ・痛みが増したり、

  熱が上がるようならすぐ連絡する。

 

というわけで、執行猶予つきで退院決定。

この時、病院内でコロナが感染拡大してたから、

多少の不安はあっても早く出したかったのかもしれません。

 

この時の心情としては、

家に帰れる嬉しさが「2」

何かあってもすぐ診てもらえない不安が「8」

 

人って居る場所で立場が変わるけど、

家に帰れば私は「娘」であり「社会人」で、

それなりの役割を果たさないといけない。

でも入院中の私はただの「患者」

治療に専念するのが仕事で、

具合が悪かったり不安があれば、

主治医や看護師さんがすぐに診てくれる。

 

退院は嬉しいけど、

さっきまですぐそばにあった「安心」

遠いものになってしまうのがすごく不安でした。