新潟市新津美術館で開催中の「ゴールデンカムイ展ファイナル」。
『ゴールデンカムイ』連載完結を記念した展覧会です。
2年前、東京を皮切りに全国各地で開催されてきた展覧会のファイナルです。
これから行く人はネタバレになるので、注意してください。
第1ゾーンは「金塊争奪戦の開幕」。
作中に登場する主要キャラクターを紹介しています。
その肖像を写すシーンの原画や、モデルとなった実物資料が展示されています。
まずは、主人公・元兵士の杉元佐一から。
大日本帝国陸軍一等卒の装備品である「杉元佐一の軍帽・背嚢」。
味噌を入れていた「杉元佐一の曲げわっぱ」など。
アイヌの少女、アシリパ。
「アシリパのマタンプシ(鉢巻き)、ニンカリ(耳飾り)、テクンベ(手甲)」。
左側には「アシリパのマキリとタシロ(山刀)」。
ヒグマの剥製。
さすがに迫力があります。
第七師団の小隊長・情報将校、新潟の名家の出とされる鶴見篤四郎。
中尉が着用する肋骨服「鶴見篤四郎の軍服」。
第七師団所属の軍曹、新潟佐渡生まれの月島基。
大日本帝国陸軍、第七師団の軍曹服「月島基の軍服」。
他にも宇佐美時重など、新潟出身のキャラクターが多いです。
だから、ゴールデンカムイ展ファイナルは、新潟会場だったのかもしれません。
第2ゾーンは「24人の刺青囚人」。
刺青が彫られた囚人たちを、網走監獄内をイメージした空間で紹介しています。
手配書風なデザインに、キャラクターの名前と紹介文が記載されています。
牛山辰馬など、実在する人物をモデルにしたキャラクターもいます。
天井には、杉元と白石、アシリパが…。
網走監獄内、上も目が離せません。