5月4日、「諏訪大社下社春宮」へ行きました。
諏訪大社は、全国に1万以上ある諏訪神社の総本社です。
諏訪湖の南に上社(前宮・本宮)、北に下社(春宮・秋宮)とに分かれています。
この4つの宮を合わせて諏訪大社と総称しています。
入口の御影石の大鳥居は、1659(万治2)年建立と推定されています。
境外にある「万治の石仏」と同じ作者といわれます。
「手水舎」は、大鳥居のT字路を挟んだ手前にあります。
天和年間(1680年代)に建立された、正面の「神楽殿」。
毎年1月15日に作物の豊凶を占う筒粥神事が行われる「筒粥殿」。
こちらは他の諏訪大社にはないものです。
向かって左側にある「二之御柱」。
御柱は「幣拝殿」などを囲むように4隅に建てられています。
「神楽殿」の奥にある二重楼門造りの「幣拝殿」。
左右に「片拝殿」とよばれる建物が並ぶ独特な造りになっています。
現在の社殿は、1780(安永9)年に建てられています。
大隈流といわれる彫刻が施され、国の重要文化財に指定されています。
向かって右側にある「一之御柱」。
地上10m付近で二股に分かれていますが、根元は一緒になっている「結びの杉」。
縁結びにご利益があるといわれ、下社春宮の御神木とされています。
授与所で御朱印をいただきました。
渡される引換券は参拝記念としていただくことができます。