川越市にある「川越一番街」。
蔵造りの町並みが400mほど続く、風情ある通りです。
江戸前期、川越藩主の松平信綱の町割りによって町並みの基礎がつくられました。
しかし1893(明治26)年の川越大火で多くが焼失してしまいました。
現在の蔵造りのほとんどは大火後に建てられたもので、今も30数棟が残ります。
町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
蔵造りのほか、大正・昭和期の歴史ある建物もあります。
1918(大正7)年、第八十五銀行本店として建てられた、埼玉りそな銀行川越支店。
緑色のドーム屋根が特徴の、ルネサンス様式の洋館です。
時を告げる川越のシンボルとされる「時の鐘」。
寛永年間(1622~44)に建てられ、現在の鐘楼は川越大火のあとに再建されたものです。
今も一日4回、鐘の音を響かせています。
この鐘の音は「日本の音風景100選」にも選定されています。
GW初日でしたが、思っていたよりも混雑していませんでした。
おかげで、蔵造りの町並み散策を楽しむことができました。