4月20日、山形城跡を整備した都市公園「霞城公園」へ行きました。
二ノ丸の堀や土塁・石垣が残り、国の史跡に指定されています。
二ノ丸の大手(正面)にあたる「二ノ丸東大手門」。
櫓門や続櫓、高麗門、土塀で構成された枡形門と呼ばれる形式です。
東大手門は、江戸時代中期の姿で、1991(平成3)年に復原されたものです。
全国5位の広さを誇る山形城の大きさにふさわしい大規模な門です。
外側が優美な高麗門に対し、内側は堅牢な櫓門です。
復原にあたって、台湾のヒノキが4割ほど使われているそうです。
4月から11月にかけて、櫓門と続櫓の内部が公開されています。
中では、山形城の古地図、発掘調査で出土した瓦などが展示されています。
「山形城復元模型」もあります。
「石落とし」も復原されています。
櫓門から続く土塀も見事です。
二ノ丸東大手門から二ノ丸に入ると、「最上義光公勇戦の像」が建っています。
出羽の関ヶ原合戦「長谷堂合戦」での最上義光の雄姿が銅像になっています。
重さ3トンもの銅像を後ろ脚だけで支えて立っている様子は圧巻です。