1月5日、石川町の猫啼温泉にある「式部のやかた 井筒屋」さんに泊まりました。
暗くなってから着いたので、写真は翌朝のものです。
平安時代中期の女流歌人、和泉式部に縁があるとされる温泉です。
和泉式部は石川の地に生まれ、京に上ったとの伝説が残っています。
上京した式部を慕い、啼き続けて重病になった愛猫が泉に浴して、病が癒えたそうです。
そのことから泉の効能に気付き、「猫啼」と名付けて湯治場にしたといいます。
フロントでは、夕食間際にもかかわらず、丁寧な対応をしていただきました。
広々とした中庭が見える、ラウンジ「しきぶ」。
(到着したときは暗くて何も見えませんでしたが…。)
特産品のりんご製品をはじめ、お菓子やラーメン、いしかわ牛なども扱う「売店」。
「啼猫」だけあって、猫グッズも少しあります。
今回案内されたのは、本館4階405号室「阿武隈」という部屋です。
和室10畳の部屋は、床の間、広縁があるのでスペースに余裕があります。
お茶請けは、ゴマの風味が香ばしい「ごません」。
すぐに夕食だったので、お預けです。