岡谷市にある「イルフ美術館(日本童画美術館)」。
10月7日、開催中だった「とびだせ!長谷川義史展」を見に行きました。
イルフ童画館は、岡谷市出身の画家・武井武雄さんの作品を展示する美術館です。
イルフは「古い」の逆さ言葉で「新しい」の意味で、美術館の愛称です。
「童画」という言葉を作り、「童画の世界」を確立したという武井さん。
武井さんの、大正時代から昭和時代にかけての独特なレトロの世界を体感できます。
そして本命の「とびだせ!長谷川義史展」。
絵本作家・長谷川義史さんの作品は、ほっこりする味わいとカラフルな色使いが印象的です。
絵本の中では、ユニークなキャラクターたちが笑いあり涙ありの物語をくり広げます。
絵本原画を中心に、イラストレーションやスケッチ、立体作品なども展示されていました。
展示室内の撮影は禁止ですが、フォトコーナーが2か所ありました。
「いいからいいから」
もう1か所のフォトコーナー。
「おへそのあな」
ここでは、フロップスを使っての撮影もできました。
家族や教師、友人との日々を描いた作品、戦争や震災を題材にした作品などを通して、
身の回りの幸せについて改めて考える機会となりました。
「世界中のみんなが笑っていてほしい、幸せであってほしい」という願いの詰まった
長谷川さんの絵本の世界を堪能することができました。