村山市にある一軒宿「湯舟沢温泉旅館」さん。
6月17日、「最上川千本だんご」さんのあとに行きました。
1820(文政2)年に開湯した、200年以上の歴史ある温泉です。
玄関では、一休さんと信楽焼タヌキさんがお出迎え。
玄関正面のロビーには、庄司智春さんとワッキーさんの色紙が飾ってあります。
テレビ番組の企画で、今年の2月に訪れたようです。
浴室は、玄関入って右側、暖簾の先にあります。
泉質は単純硫黄冷鉱泉、pH値は9.6です。
源泉温度が低いので加温、循環ろ過をしていますが、加水と消毒はありません。
浴室は内湯のみで小ぢんまりとしていますが、ほのかに硫黄臭が漂います。
ほぼ無色透明のお湯はトロトロで、その濃さを感じます。
シャワーが使えなくなるとのことで、源泉が出る蛇口は利用できませんでした。
それでも十分トロトロで、湯の華もありました。
特筆すべきは、シャワーとカランに源泉が使われていることです。
浴槽とは比べ物にならないくらいの硫黄臭とトロトロ感です。
トロトロすぎて、シャンプーが落ちていないのではないかと思うほどです。
このトロトロ感は、自分の温泉史上で最高です。
浴槽はともかく、シャワーとカランから出る源泉は抜群にすばらしいです。
初めて訪れましたが、リピートしたくなる温泉です。