霊山歴史館から「維新の道」を少し下り、「霊山観音」へ行きました。
大きな観音さまが見えるので、気にはなっていましたが、行くのは初めてです。
1955(昭和30)年、第二次世界大戦の戦没者や戦争の犠牲者の冥福を祈念するため、
帝産グループ創設者の石川博資氏が建立したものです。
山門には「霊山観音」と書かれた巨大な赤い提灯が吊り下がっています。
受付で拝観料を納めると、火を灯した大きなお線香が渡されます。
山門を抜けると、鏡池越しに大きな観音さまが現れます。
高さ24m、重さは約500t、鉄骨コンクリート造りの観音さまです。
受付で渡されたお線香は、本堂前にある大香炉に立てます。
向かって左側にある大きな「願いの玉」。
手を当てて願い念じながら廻ると願いが叶うといわれています。
観音さまの台座部分が本堂になっています。
御本尊の十一面観音菩薩と二十八部衆、風神・雷神が祀られています。
左後方にまわると、2階から観音さまの胎内に入ることができます。
胎内には、干支それぞれの守り本尊が安置されています。
御本尊に参拝の後、自分の干支の本尊にお参りできるようになっています。
受付で、御朱印を直書きでいただきました。
「妙智力」は、観音経の一節で、観音さまの慈悲のエネルギーをあらわすそうです。