9月18日、松本市安曇にある道の駅「風穴の里」に寄りました。
松本ICから上高地・乗鞍高原方面に向かう、国道158号沿いにあります。
農産物直売所や売店、食堂などのほか、歩いて数分のところに「風穴」があります。
ずっと気にはなっていたものの機会がなく、今回初めて見に行きました。
風穴へは、「太鼓橋」を渡って行きます。
橋の上を歩くと、トントントン!とリズミカルな音が聞こえる、文字通りの「太鼓橋」です。
こちらが、「風穴」です。
道の駅がある稲核地区には34か所もの風穴があるそうですが、唯一中に入ることができます。
風穴は、石積の内外での温度差などによって風の流れが生じ、大気が循環する穴のことです。
真夏でも涼しいことから、地元の稲核菜の保存や地酒の貯蔵などに使われています。
外は30℃ほどありましたが、風穴の中の温度計は11℃を示していました。
(風穴から外に出ると、20℃近い温度差でメガネが曇りました。)
こちらの風穴では、現在、松本市内の酒造3社のお酒を熟成する蔵として使われています。
江戸時代からあるという風穴が、現在も“普通に使われている”ことに驚きました。
なかなか入ることができない天然の冷蔵庫「風穴」で涼感体験をすることができました。
見学は無料ですが、冬季は閉鎖しているそうです。