新潟市西蒲区に鎮座する「曽根神社」。
今から1100年ほど前の延喜年間創立と伝える古社です。
6月30日、夏越の大祓(茅の輪くぐり神事)が行われました。
半年間についた罪穢れを祓い清めるという神事です。
二の鳥居には「諏訪大神」の額がかかっています。
460年前に現在の場所へ遷座した際、諏訪大神の分霊を迎えたそうです。
定樹齢450年以上といわれる、御神木の「大欅」。
遷座した際、この欅も移されたと伝わっています。
茅の輪を身に付けることで疫病から守られたという言い伝えから
茅の輪をくぐることで災いを防ぐこともできるそうです。
左回り、右回り、左回りと指示に従って「茅の輪」をくぐります。
新型コロナウイルスの影響で意識が少し高くなりました。
入母屋造の堂々とした「拝殿」。
江戸時代以降、4度の増改築を経て現在に至っています。
初穂料は不要という「疫病祓除門札」。
申し訳ないのですが、わずかばかりのお賽銭でいただきました。
こちらの神社では、通常御朱印のほかに季節の御朱印がいただけます。
「初穂料はお気持ちでお納め」することになっています。
宮司さんが不在でしたので、御朱印は次回にいただくつもりです。