鹿児島・定期観光バス「かごしま歴史探訪コース」その2 | 気ままに☆旅の雑記帳

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鹿児島市内の定期観光バス「かごしま歴史探訪コース」の続きです。
「城山公園」から「南洲墓地」へ向かいます。

 

 


西郷隆盛が鹿児島の士族たちのために設立した「私学校」。
こちらは車窓からの見学になります。

 

話がズレますが、『西郷どん』で西郷隆盛を好演した鈴木亮平さん。

昨年の旅行当時は、西郷隆盛=鈴木亮平というイメージでした。

『テセウスの船』での熱演で、現在は佐野文吾役の印象の方が強いですが・・・。

 

 


西南戦争では、「私学校」の石垣に多くの銃弾が打ち込まれました。
その銃弾跡が数多く残っていて、戦闘の激しさを伝えています。

 

 


「南洲公園」内にある「南洲墓地」で下車観光です。
(「南洲」というのは西郷隆盛の雅号だそうです)
西南戦争で戦死した西郷隆盛をはじめ、2,000人以上の薩軍の将兵が埋葬されています。

 

 


正面に西郷隆盛、左手に桐野利秋、右手に篠原国幹。

周りに村田新八などの幹部の墓が並びます。

 

 


西郷隆盛の墓碑銘は、川口雪篷の筆だそうです。
(『西郷どん』では、石橋蓮司さんが演じていました)

 

 


最後は、世界遺産「仙巌園」の下車観光です。
「仙巌園」は、薩摩藩主だった島津家の別邸です。

 

 


園内に入ってすぐのところにある「反射炉跡」。

こちらも世界遺産に登録されています。

 

 


基礎部分の石組は城の石垣の技術を取り入れているのだそうです。

現存していませんが、高さ20mほどの炉があったそうです。

 

 


別邸として建てられた「御殿」。
明治以降は本邸として居住していたそうです。

 

 


庭園の中で最も大きい灯籠「獅子乗大石灯籠」。
8畳ほどの大きな笠石の上に、逆さの獅子が乗っています。

 

 


島津斉彬がガス灯の実験に使ったと伝わる日本初のガス灯「鶴灯籠」。

(『西郷どん』では、渡辺謙さんが演じていた藩主です)

 

 

 

 


再現された「五月幟」越しに桜島が見えます。
仙巌園から見る桜島が最も美しいといわれているそうです。

 

 


「仙巌園」からの帰路は、錦江湾沿いの道を通りました。
宿泊するホテルが天文館近くだったので、天文館バス停で降車しました。

 

所用時間約3時間半のコースでした。
かなり駆け足でしたが、充実した鹿児島市内観光ができました。