1910(明治43)年に竣工した旧第九十銀行本店本館。
現在は、「もりおか啄木・賢治青春館」として利用されています。
石川啄木と宮沢賢治がともに青春期を過ごした盛岡の街と
2人について紹介されている施設です。
1階は「常設展示室」になっています。
パネルによる紹介のほか、貴重な初版本をはじめ、
いろいろな資料が展示されています。
啄木と賢治の2人が1つの年表に盛り込まれた
大きな展示パネル「略年譜」。
賢治の追悼記事が掲載された「岩手日報」もありました。
銀行時代の金庫室は、光と音の体験室「スバル」になっています。
中に入って映像を見ることができます。
夜の場面では、銀河鉄道に乗ったような感じの体験ができました。
館内には喫茶コーナー「喫茶あこがれ」があります。
啄木の第一詩集の名前が付けられています。
啄木の第一詩集の名前が付けられています。
「ミュージアムショップ」では、「青春館」オリジナルグッズをはじめ、
啄木と賢治に関する書籍などが販売されています。
無料ではありますが、なかなか見応えのある施設で、
石川啄木、宮沢賢治ファンでなくても楽しむことができました。