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山中千尋 Trio@Cotton Club Japan 2022
自分としては、最近馴染みとなっている世界的ピアニスト🎹
山中千尋さん
前のライヴでも告知されていたニュー・アルバム
TODAY IS ANOTHER DAY
12月21日に発売
ちょうどそのタイミングで・・・
12月26日（月） Cotton Club Japanにてライヴ
最初、行く予定ではありませんでしたが、この日は東京
セカンド・ステージの方なら、時間的にも問題なく急遽行くことに
尚、12月26日は、千尋さんのお誕生日
とのことです。・・・
クリスマス・シーズン
ということもあってか、超満員
ビール
と軽食
で開演を待って・・・
開演予定時刻20時30分
を少し回ったところでライトダウン
ドラムス
の桃井裕範さん、ベースの山本裕之さん
そして・・・
山中千尋さん登場
今回は、黒いドレスです。・・・
「皆さん、こんばんわ・・・ようこそ Cotton Clubへ・・・」
山本さん、桃井さんを紹介して・・・
「時間が許す限りやりたい・・・」
そう言って1曲目は、その新作 Today Is Another Dayにも収録されている・・・
Calling You
こちらは静かにメロディアスに・・・一転して・・・
Living Without Friday
前衛ジャズといった感じで、激しいプレイ、シンプルなドラムスもパワフル
途中、ソロもフィーチャー、圧巻の組曲でした。
続いては、左手が動かなくなったKeith Jarrettに回復の願いをこめて・・・
So Tender、美しいメロディ・ライン、優しく響きました。・・・
新作発表後の初ライヴは、2日前に名古屋で・・・
ホール前の美容院💇で、セットしてもらっている時に、美容師さんとの話で・・・
「あの会場はなかなか取れない」と言われたとのこと・・・
帰り際に「発表会が、頑張ってください」とのことで・・・
「そう今日は、新作の発表会・・・」
そう言って、タイトル曲 Today Is Another Day
静かに始まって、急転、速弾きでパワフルに、途中で叙情的にスローにも・・・
ドラムスも激しく、熱い演奏が繰り広げられました。
続いてキューバに行った時の話・・・
ミュージシャンは、しっかり教育されているとのこと、そこで「オオサカ」と言われたので、「私はグンマだ・・・」と言ったら、言いやすくて覚えてくれたとのこと・・・
そんなキューバのOsavaldo Farresの作品とのことで、曲は・・・
Tres Palabras
静かにメローに始まって、悲し気なメロディが奏でられ・・・
ベースの山本さんは、間奏部で、Besame Muchoを弓でプレイ・・・
場内は聴き入っていました。
「子供の頃からベートーヴェンが好きでした、これが私のベートーヴェン・・・」
そう言ってエレクトリック・ピアノ🎹に移って、「ピアノ・ソナタ 第8番 第3楽章」
アップ・テンポで、軽やかな指さばき・・・Chihiroさんのライヴではお馴染み
「悲愴」のイメージからは離れるかもしれません。（笑）
後半は、かなり激しく桃井さんが叩いていました。
「冬至が終わると、ニュー・ヨークでは、サマータイムに・・・今日は寒いのでこの曲を・・・Blue Noteレコードはこの曲で大きくなりました・・・私の新しいレコードには入っていません・・・」
そのようなことを言って、曲は勿論、Summertime
最初は、Chihiroさんのピアノ🎹だけで静かに・・・少しずつリズムが入って・・・
後半、さらにスピード・アップ
、力強いエンディング
山本さん、桃井さんを改めて紹介・・・
「こうして演奏できるのも皆さんのおかげ・・・今日は有難うございました・・・」
そして曲はお馴染み、「八木節」
ここで、Chihiroさん、場内に手拍子
指導・・・
「今、1番熱いのがこのビート・・・」とのこと・・・
演奏は最初、ハードなプレイでスタート、ベース、ドラムスもノっています。
盛り上がったところで、一転、Chihiroさん、場内に手拍子を煽って・・・
「盆踊り」のリズムに・・・ピアノ🎹は勿論、ベース、ドラムスも・・・
場内一体感を味わいました。
ここで、いったん終わりと思いきや・・・
Chihiroさん、山本さんのベースを・・・そんな中、ステージには・・・
バースディ・ケーキが・・・
桃井さんが歌い、場内で「誕生日祝い」となりました。
曲の方は、Autumun Leaves、ピアノ🎹は山本さん
Chihiroさんは、ベース・ソロも、場内も手拍子です。
最後はスローに静かに決めました。
「ベースで終わりは悲しいので、最後はピアノ🎹を弾かせてください。
先ずは、新作から A Song For You （AKA. Kitte No Nai Okurimono）
そう、財津和夫さんの「切手のないおくりもの」
こちらをポップに軽やかに奏で、続いて軽快なビートでお馴染み So Long
場内も手拍子、こちらはシンプルにきめて・・・
「今日は、有難うございました・・・」
最後に、2月にBlue Note Tokyo公演が決まったとのこと・・・
またボストンでのフェスティバルにも参加予定とのこと・・・
「良かったら来てください・・・よいお年を・・・」
約1時間半の山中千尋さんの「バースディライブ」
これにてお開きとなりました。
10月のBillboard Live Tokyoでのライヴの時と同じトリオ
さらには、曲目も半数は同じだったのですが、今回は違うコンセプト
さらにはお馴染みの「八木節」等、観客も参加型の演出で大いに楽しめた
そんなクリスマス・タイムの夜でした。・・・
さて2月のBlue Note Tokyo公演は、日程的に難しいかもしれませんが・・・
また是非とも近いうちに・・・そう思いながら、東京駅方面に向かっていました。
