1980年のアルバム(その91 Make Your Move/Captain&Tennille) | TOMのブログ

1980年のアルバム(その91 Make Your Move/Captain&Tennille)

1980年のアルバム・シリーズ!!

全米アルバム・チャート最高位 No.23キラキラということで、続いては・・・

 

Captain &Tennille音譜

 

1975年、Neil Sedaka音譜のLove Will Keep Us Together音譜のカバーで・・・

4週連続 No.1キラキラ、年間チャート No.1キラキラ、グラミー賞受賞!!

さらにその後も、コンスタントにヒットを続け・・・

同じA&Mレコードということもあり ポスト Carpenters音譜といった感じでしたが・・・

そのA&Mとのトラブル!?・・・

少し名前が聞かれなくなりました。・・・

(とはいっても、2年くらいのことなのですが・・・)

 

そんな彼らは、Kiss音譜、Donna Summer音譜でお馴染みのCasablancaと契約!!

ただ少し忘れられた感もあったのですが・・・

1979年年末、彼らの名前が、久々にヒット・チャートに登場!!

 

Do That To Me One More Time音譜

 

Toni Tennille音譜がしっかり聴かせるスロー・バラード!!

最初はゆっくりでしたが、いつの間にかチャートの上位へアップ

そして、5年ぶりに全米No.1キラキラ

「愛の証(あか)し」音譜の邦題で、日本でも登場!!、そしてアルバムCDの方は・・・

 

Make Your MoveCD

 

こちらも、邦題は「愛の証(あか)し」CDとなっていました。

 

 

レコーディングは・・・

ロスアンゼルス Rumbo Recorders音譜、The Village Recorder音譜

ハリウッド Group IV Recording音譜、Capitol Studios音譜にて・・・

 

Toni Tennille音譜ヴォーカルカラオケ、バッキング・ヴォーカル、ピアノ🎹

Captain音譜こと Daryl Dragon音譜あらゆるキーボード🎹 (ピアノ🎹、クラヴィネット、ハモンド・オルガン、フェンダー・ローズ🎹、シンセサイザー他)、ギター、ヴィブラフォン、タンブリン・・・

 

その他参加ミュージシャンは・・・

Ralph Humphrey音譜ドラムス、Abraham Laboriel音譜ベース、Scott Edwards音譜ベース、Ken Watson音譜コンガ、Fred Selden音譜アルト・サックス🎷、John Mitchell音譜バリトン・サックス🎷、Glen Garrett音譜テナー・サックス🎷、Garnett Brown音譜トロンボーン、Bobby Bryant 音譜トランペット🎺、その他・・・

バッキング・ヴォーカルマイクは、Mitch Gordon音譜、Orin Waters音譜、Ron Hicklin音譜

 

エンジニアリングは、Roger Young音譜

アシスタント・エンジニアリングは、Ira Leslie音譜

アシスタント・リミックス・エンジニアリングは、Wayne Neuendorf音譜

ミキシングは、The Village Recorder音譜にて、Roger Young音譜

マスタリングは、A&M Studios音譜にて、Bernie Grundman音譜

プロデュースは、Daryl Dragon音譜です。

 

 

アルバム・ジャケット、アート・ディレクションは、Tim Bryant音譜

写真撮影カメラは、Norman Seeff

尚、Toni音譜は、トレード・マークだったボブ・ヘアが、ロング・ヘアーに!!

Daryl音譜の方も、トレード・マークだったキャプテン・ハットを被っておらず・・・

それぞれ、イメージ・チェンジとなっています。・・・

 

 

A面1曲目、ピアノ🎹が美しく奏でられ、Toni音譜が歌い始める・・・

Love On A Shoestring音譜、Kerry Charter音譜作曲、Douglass L.A. Foxworthy音譜作詞

徐々に盛り上がってくる力強いバラード・ナンバー!!

バック・コーラスマイクもToni音譜のパワフルな歌をバックアップ!!

後半、フィーチャーされるギターギターは、Daryl音譜自身・・・

アルバムCDから第2弾シングルで、全米 No.55キラキラ、邦題は「小さな愛」音譜です。

2曲目、ベースとエレクトリック・ピアノ🎹が響いて、ダンサブルなリズムに・・・

No Love In The Morning音譜、Robert Bellarmine Byme音譜の作品!!

ややファンキーにパワフルに歌う Toni音譜、バック・コーラスマイクが盛り上げ・・・

アルト・サックス🎷は、Tom Scott音譜、ギター・ソロギターは、Lee Ritenour音譜

ドラムスドラムは、Jim Gordon音譜、サックス🎷と歌のかけ合いでフェイドアウト・・・

邦題は、「朝のささやき」音譜です。

3曲目、ストリングスをバックに、ピアノ🎹がフィーチャーされ・・・

Deep In The Dark音譜、Toni Tennille音譜の作品!!

自らのピアノ🎹で、最初静かに、そしてじっくり歌を聴かせ・・・

ここでのドラムスドラム、パーカッションは、何と Hal Blaine音譜

Daryl音譜が多くのシンセサイザーでドラマチックな音を作り出しています。

4曲目、シンセサイザーと、ファンキーなビートが刻まれ・・・

How Can You Be So Cold音譜、Toni Tennille音譜の作品!!

多彩なシンセサイザー音をバックに、ノリよく歌う Toni音譜

パーカッション、ベースをブリッジに、ホーン・セクション登場!!

後半、再び Toni音譜の歌カラオケ、やはりディスコ・ブームに適応したナンバーでしょう。

邦題は「冷たい貴方」音譜です。

 

 

B面1曲目、Lee Ritenour音譜の奏でるアコースティック・ギターを中心に・・・

Do That To Me One More Time音譜、Toni Tennille音譜の作品!!

そのToni音譜自らフェンダー・ローズ🎹を奏で、じっくり歌う極上のナンバー!!

そして間奏部は、Tom Scott音譜によるリリコーンのソロ!!

後半は、そのリリコーンにバックアップされ、Toni音譜が力強く歌います。・・・

アルバムCDから第1弾シングルで、前述の通り、全米 No.1キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャート No.4キラキラ、全米R&Bチャート No.58キラキラ

1980年の全米年間シングル・チャート No.5 キラキラ、全米でシングルで、ゴールド・ディスクCDキラキラ獲得!!、オールタイム・チャート (1958-2018)では、No.119キラキラ

その他、カナダ No.4キラキラ、カナダAC No.1キラキラ、オーストラリア No.3キラキラ、全英 No.7キラキラ

世界中で大ヒット、永遠のスタンダードに、邦題は「愛の証(あか)し」音譜です。

2曲目、繊細なキーボード音が刻まれ、コーラスマイク、そしてToni音譜の歌カラオケ

Happy Together (A Fantasy)音譜、Alan Gordon 音譜、Garry Bonner音譜の作品!!

そう、勿論、The Turtles音譜の1967年の全米No.1キラキラヒット!!

ここでのバッキング・ヴォーカルマイクは、Gary Sims音譜、Lenard Allen音譜、Melissa Boettner音譜、ドラマチックに Toni音譜の歌カラオケを盛り上げます。

ベースは、Daryl音譜自身、また間奏部分は、シンセサイザーを駆使したサウンド!!

アラビア風の音楽も登場!!、サブタイトルの通り、ファンタジーの世界です。

アルバムCDから第3弾シングルで、全米 No.53キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャート No.27キラキラ、カナダ No.23キラキラ・・・といったヒットになっています。

3曲目、リリコーンとピアノ🎹のイントロから、Toni音譜が静かに歌い始める・・・

Baby You Still Got It音譜、Toni Tennille音譜の作品!!

ベース音も印象的なミディアム・テンポのバラード!!

テナー・サックス🎷ソロは、Tom Scott音譜、トランペット🎺は、John Rosenberg音譜

後半、バック・コーラスマイクが、Toni音譜の歌をゴスペル風にバックアップ!!

最後は静かにフェイドアウト、邦題は「過ぎ去りし愛の想い出」音譜です。

4曲目、観衆の前で、ベースとドラムスが響き、Toni音譜が語り始め・・・

Never Make A Move Too Soon音譜、Nesbert Jr.,音譜、Will Jennings音譜の作品!!

B.B. King音譜でお馴染みのナンバー!!

Toni音譜は、ナレーションに続いて、ソウルフルに歌い始め・・・

ここでフィーチャーされるホーンのアレンジは、John Beal音譜

続いてDaryl音譜によるシンセサイザー・ソロも!!

ギターギターは、Fred Tackett音譜、タンブリンは、Ken Watson音譜

軽快にToni音譜は、盛り上げ、最後は歓声(疑似ライヴ!?)の中、フィナーレ!!

ここでの邦題は「愛の彼方」音譜

尚、アルバム・タイトルの方は、この歌から取られているでしょう。

 

 

ここに登場した通り、全米アルバム・チャート最高位 No.23キラキラ

全米で、ゴールド・ディスクCDキラキラ獲得!!

1980年の全米年間アルバム・チャート No.91キラキラ

カナダ No.31キラキラ、オーストラリア No.33キラキラ、全英 No.33キラキラ・・・

Do That To Me One More Time音譜の大ヒットもあり、好セールスになっています。

 

それまでの大ヒット曲は、どちらかといえば、Neil Sedaka音譜等、カバー曲が多かったのですが、Do That To Me One More Time音譜は、Toni Tennille音譜のオリジナル曲音譜

さらにアルバム Make Your MoveCDでは、Toni音譜が書いた曲が4曲!!

彼女の時にパワフルで、説得力のある歌唱カラオケ

それを引き立てる、あらゆるキーボード🎹を駆使してサウンドを生み出すDaryl音譜

そこに今回は多彩なゲスト・ミュージシャン音譜も加わって・・・

これまで以上に中身の濃い、充実したアルバムCDとなっています。!!

 

 

レコード会社が変わって、少しの間、名前が聞かれなかったCaptain & Tennille音譜

・・・ですが、さすがアメリカのポップ・シーンを代表するポップ・デュオ!!

'70年代から'80年代への橋渡しといった時期に、スタンダード化するような大ヒット!!

'80年代、幸先のいいスタートを切った!!・・・

そのように思われたのですが・・・

注目を集めたHappy Together音譜もさほどヒットせず・・・

'70年代のように立て続けてヒットを出す!!・・・ということにはなりませんでした。・・・

 

 

自分のこのシリーズに登場するのは、これが最後かもしれませんが・・・

彼らのアルバムCDの中でも、最も充実した1枚CD

やはり、1980年を代表する1枚CDと言えるでしょう。!!