1979年のアルバム(その52 First Under The Wire / L.R.Band) | TOMのブログ

1979年のアルバム(その52 First Under The Wire / L.R.Band)

1979年のアルバム・シリーズ!!

オーストラリア出身、いつの間にか、全米ヒットチャートの常連になっていた・・・

 

Little River Band音譜

 

1978年のReminiscing音譜の大ヒット!!

これは大きかったと思いますし、ちょうど A.O.R.が台頭してきた頃でもあり・・・

Eagles音譜を思わせるコーラス・ハーモニーも彼らの強い売り物!!

また日本でも、大手レコード会社から出ていたこともあり、オンエアが多くなり・・・

人気も急上昇していました。!!ニコニコ

 

そんなLittle River Band音譜の新曲音譜が、1979年、夏に登場!!

 

Lonesome Loser音譜

 

"Have You Heard About The Lonesome Loser~音譜"

 

いきなりアカペラ・コーラスマイクから、始まるキャッチーなナンバー!!

サビの部分もこのコーラスで、ノリがよく、これは大ヒット間違いない!!

そう思いました。!!ニコニコ

 

そしてこの楽曲を含むニュー・アルバムCDも登場!!、タイトルは・・・

 

First Under The WireCD

 

オーストラリアでは、トップ・バンド!!

世界的にも人気ロック・バンドとなった彼ららしいタイトルです。!!

 

・・・ということで、日本でも大手レコード会社から出ていたということもあって、割と早くリリースされたのですが、発表された邦題は・・・

 

「栄光のロング・ラン」CD

 

実は、この時点で、Eagles音譜の新作CDのタイトルは、「ロング・ラン」CDと発表されていました。!!

小型Eagles音譜といったイメージも持たれていた Little River Band音譜ですが・・・

これは、「吉とでるか、凶とでるか・・・」

そのようにも思いました。(苦笑)

 

 

Little River Band音譜のメンバーは・・・

Glenn Shorrock音譜リード・ヴォーカル

David Briggs音譜リード・ギター、ギター・シンセサイザー

Beeb Birtles音譜エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ヴォーカル

Graham Goble音譜エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ヴォーカル、ヴォーカル・アレンジメント

Derek Pellicci音譜ドラムス、ソナー、シンドラムス、パーカッション

以上、アルバム・ジャケットに写っている5人は、前作CDと同じですが・・・

ベースは、Clive Harrison音譜、Mike Clarke音譜、この2人が、楽曲ごとにプレイ・・・

Peter Sullivan音譜ピアノ、Peter Jones音譜ピアノ、キーボード、オーケストレーション

その他のミュージシャンも楽曲ごとに参加しています。・・・

 

エンジニアリングは、Ern Rose音譜

プロデュースは、今回もお馴染み John Boylan音譜、Little River Band音譜です。

 

 

A面1曲目、いきなりコーラスから・・・

Lonesome Loser音譜、邦題は、「ロンサム・ルーザー (孤独な負け犬)」音譜

David Briggs音譜の作品!!

このキャッチーなコーラス部分は繰り返し出てきて、ヒット曲の要素はバッチリ!!

ギター・ソロも短いながら、心地よくキマッています。

前述の通り、第1弾シングルとして、全米 No.6キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャート No.15キラキラ、1979年の全米年間チャートでは、No.66キラキラ

カナダ No.3キラキラ、カナダAC No.10キラキラ、オーストラリア No.19キラキラ、ニュージーランド No.31キラキラ・・・ 日本では、大ヒットとはいかないものの、彼らの代表曲となりました。!!

2曲目、アコースティック・ギターのピッキングに、エレクトリック・ギターギター

The Rumour音譜、邦題は、そのまま「噂」音譜、Glenn Shorrock音譜の作品!!

ピアノも入り、スローと思いきや、Glenn音譜の歌が入り、アップ・テンポに!!

そして、サビの部分では、コーラスが入り、メジャーな進行に!!

これが、Little River Band音譜、ギターもフィチャー、シンセサイザーも効果的!!

アコースティック・ギターは、プロデューサーのJohn Boylan音譜です。!!

3曲目、ミディアム・テンポで、ギターをフィーチャーしたイントロ・・・

By My Side音譜、Beeb Birtles音譜、Graham Goble音譜の作品!!

リード・ヴォーカルは、Beeb Birtles音譜、勿論、他のメンバーがコーラスマイク

ヴィブラフォンでは、Barry Quinn音譜が参加!!

ギターも効果的に挿入され、Reminiscing音譜の流れのナンバーとも言えそうです。!!

4曲目、ピアノのイントロから、Glenn音譜が歌い始める・・・

Cool Change音譜、邦題は「クールな変革」音譜、Glenn Shorrock音譜の作品!!

こちらもミディアム・テンポ!!、分厚いコーラスマイクが、Glenn音譜をバックアップ!!

そしてソロを聴かせる、サックスは、Bill Harrower音譜、ストリングスも効果的です。!!

アルバムCDから第2弾シングル、全米No.10キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャートでは、No.8キラキラ、オランダ No.4音譜、ニュージーランド No.25キラキラ、本国オーストラリアでは、チャートインせず・・・一方、1980年の全米年間チャート No.56キラキラ

米国での大ヒットと言えるでしょう。・・・

5曲目、イントロから、ロックン・ロール・ギターギター

It's Not A Wonder音譜、Graham Goble音譜の作品!!

理屈抜きにストレートなロックン・ロール・ナンバー!!

・・・ということで、邦題も「愛にロックン・ロール」音譜

ノリよく歌うGlenn音譜、ギターは、ツイン・ギターギター

ギター・バトルギター、そして、リフレインでフェイドアウトしていきます。・・・

 

 

B面1曲目、エレクトリック・ギターの音がフェイドイン・・・

Hard Life (Prelude)音譜、David Briggs音譜の作品で、インストゥルメンタル・ナンバー!!

David Briggs音譜中心で、ハードなギター・プレイが繰り広げられ・・・

静かになり、キーボードで、ピアノ、そこから2曲目は・・・

Hard Life音譜、こちらは、Graham Goble音譜の作品!!

Glenn音譜がパワフルな歌を聴かせ、メンバーもコーラスマイク

David音譜を中心にギターギターもハードに!!

"It's A Hard Life~音譜"のリフレインは、耳に残ります。!!

アルバムCDの中でも聴きものの2曲!!

この後の、'80年代のロックに通じるものも感じます。!!

3曲目、アコースティック・ギターをバックにサックスのイントロ!!

Middle Man音譜、Beeb Birtles音譜、Graham Goble音譜の作品!!

ここでのリード・ヴォーカルは、Beeb Birtles音譜

Glenn Shorrock音譜がサポート!!、勿論、コーラスマイクはキマッていて・・・

サックスは、ここでも、Bill Harrower音譜、いい所に登場して・・・

このアコースティック・ロック・バラードを盛り上げます。!!

ところで、翌年、Boz Scaggs音譜が同名異曲をリリースしますが・・・

テーマは同じでも関連性はないでしょう。(笑)

4曲目、軽快なベースに、ギターが刻まれ・・・

Man On The Run音譜、Beeb Birtles音譜、Graham Goble音譜の作品!!

リード・ヴォーカルは、Beeb Birtles音譜、メンバーのコーラスマイクがバックアップ!!

メロディアスなロック・ナンバー!!、邦題は「お前はただの逃亡者」音譜です。

5曲目、David Briggs音譜が奏でるエレクトリック・シタールによるイントロから・・・

Misteress Of  Mine音譜、Graham Goble音譜の作品!!

ややミステリアスなムードで、Glenn音譜が熱唱カラオケ

基本的に静かな楽曲ですが、サビの部分はコーラスも含めてハードに・・・

最後は静かにフェイドアウトしていきます。・・・

邦題は「魔力の女 (レイディ)」音譜、邦題の通り、日本人が好みそうな曲調ですが・・・

その通り、日本独自で、シングル発売されました。!!

 

 

CDCDの時代になり、1996年のリイシュー盤CDからは、11曲目に・・・

The Everly Brothers音譜のカバー、When Will I Be Loved?音譜

(作者は、Phil  Everly音譜)が、ボーナス・トラック音譜として収録されています。・・・

 

 

ここに登場した通り、全米アルバム・チャート 最高位 No.10キラキラ

遂に全米TOP10入りキラキラを果たし、前作CDに続いてプラチナ・ディスクCDキラキラ獲得!!

オーストラリア No.2キラキラ、ニュージーランド No.19キラキラ

こちらは、当然といったところかもしれません。・・・

 

 

さて日本においても、コンスタントに人気を獲得していった Little River Band音譜

「栄光のロング・ラン」CDという邦題が、Eagles音譜のThe Long RunCDとの対比!?

あまり話題にはならなかったように思いますが、どうせなら・・・

「栄光のファースト・ランナー」か「栄光のトップ・ランナー」といった邦題の方がよかったのでは!?・・・と、自分は思っています。!!

 

 

1980年代初頭、多くのオーストラリア出身のミュージシャンが登場!!

全米チャートでも勿論、世界中で活躍しました。

そして、その先駆者となったのが・・・

Little River Band音譜

そう言っても過言ではないでしょう。!!