Trevor Horn@Billboard Live Tokyo
一斉を風靡したBugglesのVideo Killed The Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)
から、’80年代以降はスーパー・プロデューサーへ
Trevor Horn
自らバンドを率いての5年ぶりの来日公演
前回The Producersとしての来日公演
と同じくBillboard Live Tokyo
但し近年は日本のアニメの音楽も担当
そんなこともあってか、今回はSummer Sonic 2017にも出演しています。
8月23日(水)Billboard Live Tokyo
ファースト・ステージは19時開演
その時刻を回ったらカーテンが閉まり、メンバー登場
ドラムスが前回もThe Producersとして一緒にやってきたAsh Soan
ミュージカル・ディレクター、キーボードがJulian Hinton
もう一人、キーボードがCameron Gower Pool
ギターがSimon Bloor、ギターとヴォーカルがJamie Squire
この二人はキーボードにも付くようです。
そして・・・
元10cc、Godley & Creme
のLol Creme
ステージ中央にはTrevor Horn
5弦ベースを持って演奏がスタート
ここで女性シンガー2人も加わり、Frankie Goes To Hollywood
のTwo Tribes
メンバー全員、自分の名前がプリントされた黒のTシャツを着ています。・・・
1曲目から盛り上がったところで、Trevorが開口
ある政治家に「この曲、子供が知っていたよ・・・」と言われたと・・・
Video Killed The Radio Star
お馴染みのイントロから早くも登場
歌うはTrevorですが、女性シンガー2人のコーラス
も場内を盛り上げます。
続いてその女性シンガー2人をフィーチャーしてのt.A.T.u.のAll The Things She Said
改めて聴くとポップなナンバー
LolはTrevor
と2人ともベースを持っていたことを可笑しく言ったり、この2人のコンビはまるで、コメディのコンビのようです。(笑)
そのGodley & CremeのCry
ですが、今回の歌はJamie
今度はLol自身が軽快に歌う、10cc
のThe Dean And I
そしてTrevorが歌うBuggles
のLiving In The Plastic Age
バンドも大所帯、さらには技術の進歩でかつては難しかったこともライヴで再現なのでしょう。
「一緒に歌ってほしい・・・」
Lolが歌うは、10cc
時代のRubberBullets
こちらもノリがよく、盛り上がりました。
因みにGraham Gouldmanが一人10cc
として、Billboard Live
でもよく公演
を行うのですが、そのような時、これらの曲は他のメンバーが歌います。・・・
一緒にやってくれることがあってもいいのになぁ・・・と思ってしまいますね。
曲は「Grace Jonesが歌った曲・・・」とSlave To The Rhythm
こちらを歌った女性シンガー
なかなか上手い歌を聴かせてくれました。
そして曲はFGTHのThe Power Of Love
へ・・・
ここでも歌をしっかり聴かせ・・・
そして映画の主題歌と言って、Can’t Fight The Moonlight
女性シンガー2人は容姿もチャーミングでしたが、このステージで観客を魅了してくれました。
一転、ドラムスのイントロから、Owner Of A Lonely Heart
歌うはJamie
もうロックのスタンダードとして定着したナンバー
同じくJamieが歌うSeal
のKiss From A Rose
これもTrevorの代表的プロデュース作品と言えるでしょう。
さて実は今回はここからが見せ場といえるのでしょうか・・・
「日本のアニメに書いた曲・・・」
Trevorはハンドマイク
となり、女性2人たちと歌うは、Sky Show
その通り、最近放映開始となったThe Reflectionのテーマ曲
なかなかポップな曲で、Trevorの新しい一面を実感
そして・・・
「日本の女の子のグループの歌、英語で歌うよ・・・」
そう言って、9nineのSun Sun Sunrise
これも同アニメのエンディング・テーマ
因みにサマソニでは彼女たちと共演したとのこと
場内も次第に盛り上がってきました。
ここでTrevorがメンバー紹介
マイクに向かったJamieがお客さんに立つように指示
曲はFGTHのRelax
歌うはそのJamie
Relax~ Don’t Do It
~
パワフルな演奏で場内も総立ち
最高潮となり、メンバーは最後は整列
80分を超えるライヴはここで終演となりました。・・・
実はTrevor Hornがここまで日本の音楽シーンと関わっていたことを知らなかったので・・・
正直言って最後の方の2曲には最初、違和感を感じたのですが・・・
やはりこれが新しいTrevorの世界
でも今思えば、最初にt.A.T.u.を取り上げた時もそのような状況だったのかもしれません。・・・
御年68歳
ミュージック・プロデューサーとしてまだまだ進化を続けるTrevor Horn
今後の活動にも期待したいと思っています。
(2012年8月、The Producersとしての来日公演時の日記です・・・)
https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-11327766453.html