我慢も必要? | 武田裕介 オフィシャルブログ Team X-treme Power!!!

武田裕介 オフィシャルブログ Team X-treme Power!!!

当ブログでは、2012年7月に男子105kg級全日本覇者の阿久津貴史が東京都練馬区富玉北に設立した最強のチームを目指すパワーリフティングジム Team X-treme Power‼! を、ノーギア世界チャンピオンを目指すヘッドストレングスコーチ 武田 裕介がお紹介致します!

どうも。



プエルトリコの世界パワーを控えたオーナーが好調で何よりです。



アジアクラシックパワーに参加の中嶌選手も徐々に重量が上がってきて、周りが重量をがんがん上げていくと自分も…!と考えてしまいます。



でも我慢も必要です。



オフシーズンのフォーム重視、低重量高回数期にMAX付近(95~90%)の重量を持ってしまうと、ピークが一気に過ぎてしまいます。



オリンピックのメダリスト達は、常にトップスピード、ベストパフォーマンスの結果を出せる訳ではありません。



大会に合わせて、目標を成功させる為にサイクルを組みます。



私はパワーリフティングも同じなのではないかと考えています。



ウエストサイドバーベルクラブのルイ・シモンズ氏の言葉では、MAXの90%以上の重量を3週以上続けると神経系に悪影響を与えるという理論があります。



常に高重量を持ち続ける(常にピーク)の選手は記録停滞の可能性、そして怪我と隣り合わせというデメリットがあります。



一回重量を下げて意識してみましょう。



スクワットは深さをしっかり意識する。



ベンチプレスはお尻を、胸の止めを意識する。



デッドリフトは返しをしっかり意識する。



大会なら大丈夫!ではなく、普段の練習からしっかり意識する。



試技に安定性が出るだけでなく、フォームの荒れが減り怪我をしにくくなります。



大会シーズンに入ります。



皆様、怪我にだけは気をつけましょう。



と、前回大会前に怪我をしてしまった武田が忠告します…



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