現在の北海道は「何でもかんでも」札幌市に集中しています。
しかし、戦前までは北海道経済と金融の中心は小樽市。
札幌市は道庁がある「だけ」の「ぱっと」しない街でした。
なので、小樽市内には明治~大正に建てられた「立派」な建物が多数残っています。
小樽運河の南側は、完全に「観光地」と化しているため、歴史的建造物が多数再活用。
しかし、小樽運河の北側はJR小樽駅から離れているため、観光客の姿もまばらです。
いわゆる「インバウンド」の皆様は「ほぼ」おらず、ゆっくり小樽の歴史を楽しめます。
では、小樽運河北端周辺を「凍えながら」撮影した歴史的建造物を掲載。
旧右近倉庫(小樽市指定歴史的建造物 第65号)
店舗等としては使われていません。
建物の前は除雪していたので「現役の倉庫」でしょうか?
旧増田倉庫(小樽市指定歴史的建造物 第22号)
こちらも店舗等としては使われておらず「現役の倉庫」でしょうか?
旧 日本石油㈱ 倉庫(小樽市指定歴史的建造物 第53号)
活用されて・・・いない模様です。
旧日本郵船小樽支店(重要文化財指定)
現在、保存改修工事中ですが、足場等は撤去されています。
工事自体は来年1月まで、その後は開館準備作業が続くとの事。
春までには・・・開館するか?
明治に建てられたこの建物、内部は「絢爛豪華」らしいです。
小樽運河の北端。
周囲は倉庫が並んでおり「観光客」向けの場所ではありません。
訪れるのは、歴史や建築物に興味のある「マニアック」な人だけでしょう。
運河の上を見れば、マガモが休憩中でした。
冬の小樽、極力「インバウント」の方々の混雑を避けて移動します。





