DEEPに石狩 vol.55 石狩川河口流出 | たあぼかめら

たあぼかめら

勝手きままに写真を撮っています。
撮影予定の変更は「毎度」の事。
好奇心がカメラ持って「放浪」してます。

【撮影日】2020年8月2日
【撮影場所】石狩川河口付近

【天候】快晴

 

一年ぶりに石狩灯台周辺での「お散歩」。

8月の快晴の日差しの下、日焼けしながら石狩灯台から2Km先の石狩川河口を目指します。

河口近く、道路が途切れて、砂地が50mほど・・・あれ、今年は???

 

昨年までは、道路が終わった先に、50mぐらいの砂浜がありました。

この砂浜、ハマボウフウの群生地でしたが、海になっています。

※この写真は2019年7月7日撮影

 

 

2019年7月は、こんな状態↓で「浜」になっていましたが・・・今年は・・・無い。

日本の国土が、石狩川河口で50mほど減っています。

 

波に削られたと思います。

むき出しになった海浜植物の根が良く見えます。

水分確保の為、根が長く伸びる海浜植物の植生が判る状態になっていました。

生えている植物にとっては「生存の危機」ですが。

 

石狩灯台の初点灯は、1892年(明治25年)。

当時の石狩川河口に灯台が建設されました。

灯台の建設以降、砂が溜り河口がどんどん海へ伸びて、今の加工は灯台の2Km先です。

河口の先端が波で「少々」削られても、じきに回復するでしょう。

 

河口付近を「うろうろ」していたら、頭の上をトンビが飛んで行きました。

 

さらに、石狩湾上空を飛ぶ機体。

海上保安庁のDHC-8でした。

訓練飛行だったのか、石狩湾上空を行ったり来たりしていました。

 

今日(8月5日)は、札幌市でも真夏日。

北上してきた梅雨前線の影響なのか、湿度も高い状態です。

今週は「爽やかな北海道の夏」とは程遠い天気になりそうです。