桑園駅と新十津川を結ぶ札沼線。
札幌駅と桑園駅の間は、函館本線とは別に線路があり、電化区間を運行する全列車が札幌発着なので、実質的に札幌駅が基点になっています。
元々は、留萌本線の石狩「沼」田まで延びていたので、札「沼」線。
駅や路線の案内では、愛称の学園都市線で呼ばれています。
さて、10月9日の北海道新聞に、非電化区間のバス転換を沿線地自治体へ打診の記事が載っていました。
非電化区間は人口希薄地帯なので、利用者はわずか。
この先、どうなるのかと思っていましたが、「来るべき物が来た」状態です。
ちなみに、2012年に電化された桑園駅-北海道医療大学駅間は、完全な通勤路線。
それなりに、列車の本数も多いです。
石狩太美駅-当別駅間を走行する731系電車。
まっとうな「通勤用」電車です。
北海道医療大学駅から先は、非電化。
2~4時間に1本になります。
浦臼駅-新十津川駅間は・・・1日1往復・・・利用できません (-_-;)
本中小屋駅-中小屋駅間を走行するキハ40。
ローカルムードたっぷり。
中小屋駅に停車中のキハ40。
なんか・・・雰囲気、侘しい (-_-;)
ローカルムード120%の札沼線非電化区間ですが、風前の灯です。
JR北海道自体が経営難で、さらに先日の台風で甚大な被害を蒙っています。
札沼線の非電化区間以外も、「ヤバそうな」路線多数。
あ、駅舎内に、こんな↓ポスターが張ってありました。
10月10日なので、すでに終わったイベントです。
一日一往復の終着駅・・・利用拡大のイベントらしいですが、本数が少なすぎ。
ほぼ利用不能、車での参加となってしまいます。
いつ廃止になるか分からない札沼線非電化区間。
「今」の姿を写しに、沿線を「うろうろ」しています。
撮影した写真は、たあぼ電鉄 札沼線に掲載中です。
まだ全駅は踏破していませんが、出かけ次第載せていきます。
興味のある方、ぜひご覧下さい m(__)m