真冬の陸バマ part3 | まっついの365日釣行記録

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前回、前々回に引き続きオカッパリで使うアラバマ


通称「陸バマ」について書いていこうと思います!




前々回の記事👇

part1ではアラバマのリグり方とタックルセッティングについて書きました


前回の記事👇

part2では真冬にアラバマの効く理由について






そして今回でpart3となった陸バマ記事
今回は使い方、エリア選択!
いよいよラストです!






ではさっそくいきましょう!






まずはアラバマの使い方について!





アラバマの基本は岩盤やがれ場等の際を超デッドスローで巻くだけ!





たったこれだけです笑
超簡単です




ただ、これは基本的な話
本題はここから





前回の記事でアラバマには明確な「引き感」があると書いたと思うんですけど





ルアーに明確な「引き感」があるということは釣れる「引き感」もあるということ




要は「アラバマが最も釣れるレンジを最も釣れるスピード感で通している時の引き感」




この時の引き感こそが「釣れる引き感」という事です





こればっかりは文書では表現できません(^◇^;)
ですが、難しく考えるべきではないです






クランクとかスピナベとかイメージしてもらうと分かりやすいと思いますがクランクやスピナーベイトを巻く時に無意識のうちに今までの経験値から最も釣れる引き感をキープしながら巻いてると思うのです






それと同じでアラバマにも釣れる引き感というか釣れる巻きのリズムがあって僕の中ではアラバマは特にこの調整がシビア





釣れる引き感からズレた引き感で巻いているとショートバイトに終わったりチェイスに終わったりっていうのがとても多くなるように感じます




なのでアラバマを使ったことがない人はまず「釣れる引き感」を掴むことが大切





そのためにはバイトがあるまでスピードやレンジを微調整しながら探らなければなりません





そして一匹釣ったらその「引き感」をよく覚えてください!
次にも同じ引き感で釣れたらそれが「釣れる引き感」ということです!





巻くことの話ばかりしましたが、実はアラバマはカーブフォールとリフトでバイトがとても多いルアー!


アラバマは図のように着水と同時に中層までカーブフォール、そして手前まで巻いてくると当然リフトアップする形になるのでルアーはU字を描くような軌道を描きます





そしてバイトが多いのは図に記したアラバマが姿勢変化を生み出す瞬間





このことを意識しながら巻くと不意のバイトにもしっかり対応できます👍




以上がアラバマの使い方!






次はオカッパリでのエリア選択について





エリア選択をする上で注目すべき点は4つあって重要性の高さからから順に並べるとこうなります

1.急深な地形
2.風裏(風の当たる岸にある風裏ならなお良し)
3.流れ着いたゴミ
4.マイクロベイトフィッシュ





四つの中で最も重要なのは急深な地形!
ぶっちゃけ急深な地形であれば他の条件を満たしていなくても可能性はゼロではない





それくらいアラバマを使う上で重要なファクターとなります





なぜそこまで重要なのかというとバスがサスペンドするレンジは2〜4m
水面からボトムまでの水深は4〜8m程度





そしてバスは何もない中層よりかは岩盤やがれ場、立木などの際についています





このことから急深な地形は絶対外せない重要なファクターとなっています




あとはアラバマをデッドスローで巻くにはある程度の水深が必要というのも急深な地形を選ぶ理由の一つです





そしてこの急深な地形が最も多いフィールドが減水リザーバー!




アラバマリグが真冬のオカッパリで真の実力を発揮するのは減水リザーバーであると言えるでしょう!(もちろん川とか水路とかなどでも釣れるんですけど流れのある場所では急深な地形とセットで「流れのヨレ」も最重要事項としてついてくることは言うまでもありません)





次に重要なのは風裏!





なぜ風裏が重要なのかというと風が吹くとバスはレンジを下げてしまうから




一概に風がバスのレンジを下げるとはいえないのですが、真冬のクリアアップした水域で日中に爆風が吹くとバスはレンジを下げてしまうように感じます





実際に真冬にアラバマでバスが釣れた殆どは風裏という事実
アラバマが中層のバスを釣るルアーということから風表よりも風裏の方がバスが中層に浮きやすいと言えると思う





そしてアラバマの場合、風裏には「質」があって最も良いのが「風の当たる岸にある風裏」





「風の当たる岸にある風裏」を図で表すとこんな感じになります



図を見てもらうとわかると思いますが風表側の岸に岬があってその岬が風裏を作り出している状況です




ここで思い出して欲しいのですが、僕は最初にアラバマで注目すべきことを重要性の高さから順に

1.急深な地形
2.風裏(風の当たる岸にある風裏ならなお良し)
3.流れ着いたゴミ
4.マイクロベイトフィッシュ

と並べたと思います





残りは3と4だと思いますが、これは「急深な地形」と「風の当たる岸にある風裏」の2つの条件を満たしていると必然的に整うことが多いです





まずは3の「流れ着いたゴミ」についてですが下記の画像を見てください





これはGoogleマップで適当に選んだとあるダムの航空写真です
これは風で流されたゴミが風裏で反転流を作っている写真なのですが分かりますか?



分かりやすく線で表すとこんな感じ
赤の線が落ち葉等のゴミ、緑の線が風向きを表しています



この二つの画像を見比べると矢印の方向に風でゴミが流れ、風裏で反転流が出来ているのがよくわかると思います





ゴミはこの風裏の反転流に捕らわれて風裏から出れなくなり新たに流されてきたゴミも加わって徐々に蓄積していきます




つまり、「風の当たる岸にある風裏は必然的にゴミが溜まる」ということ!






そしてこういった風裏でゴミの溜まっている場所には小さなベイト達にとって格好の住処となります!



上の写真は風で流されてきたゴミ溜まりの下にいた多数のベイトフィッシュ




これで4のマイクロベイトという条件も満たされたということになります





風裏で浮いた状態のバスがいるところに大量のマイクロベイト…
まさにアラバマの独擅場ということです!





以上のことから初場所のリザーバーに行った時にすることをまとめると




1.Googleマップ等で急深な地形を探す
                        ⬇︎
2.探し出した急深な地形をGoogleマップ等や実際に目視で確認しながら「風の当たる岸にある風裏」を探す
                        ⬇︎
3.探し出した「風の当たる岸にある風裏」をGoogleマップ等や実際に目視で確認しながら「ゴミの動き」を見る
                        ⬇︎
4.実際に探し出した場所に行ってみてベイトの有無を確認する
                        ⬇︎
5. 1〜4の動作を繰り返しながら条件を満たしているエリアをランガンしながら可能性を感じるエリアは何度か時間を空けて入り直す





こんな感じ!






上記の立ち回りを心掛けると自ずとバスは釣れます!間違いなく!
Googleマップ必須です笑




いかがだったでしょうか?
これにて陸バマ講座終了です!




三月いっぱいまで有効なアラバマ




えっぐいのがゴンッとくるので是非お試しあれ!













ではまた‼️