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高をくくる

 

 

今日は毎月恒例の神戸での手話サークル活動だった。

10人居るはずのスタッフ達も、今回は6人のみである。

皆それぞれ頑張らなければいけない理由があっての欠席なのだ。

仕方ない。

 

さて、朝急いで神戸についた。

鍵を解錠してレクリエーションホールに入った。

ここで3年目にして初めて解錠出来る時間を知る。

次からは早めに来てみんなが来る前に色々な準備を終わらせておこうと思う。

 

受付時間が終わる。

社会人:学生=9:1。

 

学生中心だったはずが、いつのまにやら社会人中心になっているではないか。

ああ、なんということなのだろうか。

社会人サークルになってしまった。

居心地の良さを感じた社会人は毎月通い、

学生は予定があることや、社会人との接しづらさから

どんどん遠のいていく……

 

いっそ、学生の参加率が回復するまで、学生限定にしたらどうだろうか。

事実学生限定にすると、沢山の参加者が来るのだ。

みんな残念ながら社会人の登場を望んでいない。

 

手話サークルに通う社会人というと

実際のところかなり面倒くさかったり、

セクハラまがいのことをしていたりと

ろくでもない人々が多いのが残念な現状である。

 

しかし、中には過去にこの団体を運営していたOBOGさんや

良心的な方も存在する。

一律社会人だとくくることが出来ない。

 

なんというジレンマか。

参加者が時間とともに確実に減ってきている。

 

反面良くなった点といえば

スタッフ達の仲は全体的に良くなってきていると思えた。

 

しかし、スタッフが仲良くなることのメリットは

やはり参加者に還元したいものである。

 

手話コーラスや、手話劇の発表は自己満足の面が強いと思っているが

企画運営に関しては自己満足で完結することを許していない。

 

目的あっての行動なのだ。

目的を、対象を、見失ってはいけないのだと思う。


「あの人、なんか嫌だな」

そう思うことがあるだろう。
ということは、必然的に自分もそう思われているということだ。
いや、むしろ僕の人生ではそっちのほうが多かったじゃないか。

今、現在、僕は後輩にそう思われている。ということが薄々分かっていたが、最近は確信めいている。

僕とその人は共に運営をした仲だったが、恐らく僕のワンマン的な姿勢や考え方が受け付けなかったところも多かったのだろう。当時から色々と引っ掛かりをあっちが感じていたのは分かっていた。

そして、それは僕が代表を降りる時に顕在化した。

確かに僕、僕を含めた何人かは代変わりの際に口論した。

しかし、僕にとって、それは誰だろうと同じだった。僕を引き継ぐ代に、僕と同等の人間はいなかった。

誰だってプライベートを優先するし、誰だって他の物事を平行している。当たり前だ。

「4回生で直接運営に関われないが故に、冊子を作って新入生の助けになるようにした」

「グループ内にある程度の知識を与えた」

全て裏目に出ているらしい。

確かに僕も自分が代表の時に、自分を越える人間が居ると非常に困る。
それでは代表が代表足り得ないからだ。

なんにせよ4回生の僕は踏んだり蹴ったりである。


家に引きこもっていた。
なんだか、体調が優れなかったので、明日は家を出ることにする。

面接は来週。
次はどうするのか。
いい加減自分にはしっかりしてほしい。



朝まで居た場所から一旦家に帰る。
二時間だけ眠った。
この日授業にはいかなかった。

最後の学祭曲が発表される。
正直課題だらけといった印象だった。
僕の関わる機会はなさそうである。

僕は回生発表の方に
注力することにしよう。

その後団体の会議に向かった。
やはりもっと早く出席するべきか。
早まりかけた会議速度は若干鈍化しつつある。

恒例の12時帰りだった。

最後の学祭。
正直チーム発表に関わることが出来ないのは残念だが、それも運命だろうか。



昼にとある人材ベンチャー企業へ行く。参加理由はあまり誉められるものではなかったが、雰囲気はものすごい伝わってきた。

体育会系企業とはよくあるものだ。社宅がなくなったり、旅行先で問題を起こしたりと、酒によるトラブルを起こしてしまっている辺り、合う合わないが分けられるだろう。

第一、この企業に紹介してもらった企業はかなり対応が悪くあまりいい思いをしなかったこともあったので、今回は選考には進まない。

周りの就活は終わりを迎えていた。
僕の感情は無駄に揺れる。

夜は選考先の企業のサービスを体験するために、客として入った。朝までコース。色々と問題はあったものの、人生初めての「ハニートースト」を注文した。





でかい。
甘くて、女性が好きそうだった。
この後、僕の体調は案の定悪化した。

団体に入っているとGoogleアカウントを

共有して使うことも多い。

 

そこで先日気付いてしまったのが

検索履歴である。

 

アカウント共有事件を聞いたことがあった僕は

すぐにこの可能性に行き当たった。

 

検索履歴を見ると

案の定大量に履歴が残っていた。

 

これはあかん。

 

幸い10人以上もの人間が共有しているので

誰が何を調べたのかは分からないが

明らかに怪しいようなワードが入り混じっていた。

 

恐ろしや検索履歴。

恐ろしや共有アカウント。

 

 

人と会う機会。

プライベートを感じない自分の生活。

うんざりしていた。

周りにではなく、自分に。

 

自分の何がそうさせたのかわからない。

しかし、全ては自分の行動の結果である。

 

ホワイトボードに貼られた書類が

ある人の存在を思い出させた。

 

今の僕には会う資格すらない。

 

手が痛い。

皮が何層にも剥がれ落ちてヒリヒリしている。

勘弁して欲しい。

 

ゼミを三週間休んだことになっていた。

選考がたて続きになったことも、

思うように進ませたくなかったこともまた事実である。

 

図書館で本を借りることにした。

書類手続きが必要なLevelの本である。

そんな大切な本を僕が持っていても大丈夫なのかは不明だ。

 

しかし、暇だった。

 

大阪の有名私立大学との交流会。

むしろ交流会先ではなく

内輪の人間と話すことが出来て満足する。

後輩との繋がりがあるといいなと思う。

しかし、いつまでもこんなことをしていて

心配されるのもかなわない。

 

新入生はやる気に溢れていた。

かつての僕がそうだったように。

果たして彼女たちはどのような結末を迎えるのだろうか。

美しく、素敵な思い出を作って欲しいと思うばかりである。

 

交流会後に会議に出席した。

4時間。

やはり帰宅するのは午後12時。

しんどい。

そんなしんどさにも、もう慣れた。


朝起きて決意する。
学校にいこう。
家に閉じ籠っていても
ゼミの卒論は資料が必要だ。
それに雑念も働いてしまう。

僕は意を決して学校にいくことにした。
晴れていた。
きれいな青空を若干曇った心で眺める。
いよいよ手のひらの荒れかたも、痛みを伴うレベルになってきている。

ストレス?
目も痛かった。
僕は色んなものを閉ざすことにした。

図書館で資料を借りる。
これが本来のやり方である。
部室を拝借する。
1日居るが本当に誰も来なかった。
僕が居たから来なかった、ということがないように祈るばかりである。

就職活動の焦りは確実に僕を蝕んでいることが分かった。
次の選考までに、選考先の企業のサービスを利用しなければならない。
友達が、友達がいない。

困った。