ビールは栄養豊富な飲み物？

　ビールは、たんぱく質や糖質、リン、カルシウムなどを含む栄養豊富な飲み物です。　グラス一杯のビールには、ビタミンＢ２が０．０３ｍｇも含まれています。

　一般的なお酒の種類の中でも、ビタミンを含んでいるのはビールとワインくらいで、なかでもビールのビタミンは、神経痛や皮膚炎の予防に役立ち、飲む量を考えて飲めば、カロリーも低いとても体に良いお酒です。

　ビールの成分は全部で１０００種類近くあると言われていますが、これはビールが、大麦のほかにホップを原料としているからです。　このホップの花には多数の成分が含まれているため、それがビールに様々な効用をもたらしているのです。

　ビールの主な効用を並べてみると、食欲不振の解消、不眠の防止、整腸作用、貧血予防、新陳代謝の促進、利尿作用、肝臓病の予防等があります。

　また、アメリカの心臓病の研究グループは、ビールが血中コレステロールの濃度を薄めるので、心臓病の予防に役立つと発表しています。

　しかし、体に良いビールもアルコールには変わりありません。　自分の適量を見極めて楽しく飲む事がとても大切ですね。

今が旬！ 滋養強壮に「百合根」

　「百合根」は、ゆりの鱗茎（球根）のことで、一般に「小鬼百合」が食用として用いられています。　ユリ科に属し、一個がおよそ７０ｇ程度です。

　食用とされる品種には「鬼百合」などもありますが、観賞用に利用されるユリは苦味が鱗茎にあるため、食用には適さないとされています。

　味は、やや甘味があり、かつては薬用として、利尿や滋養強壮目的で用いられていました。　旬は１１月から１月にかけてで、保存する際は冷暗所でおがくずなどに混入させます。

　日本での産地は主に北海道などで、そのまま姿煮にしたり、茶碗蒸し、きんとん、鍋物に利用したりします。

　百合根には、不溶性の食物繊維より水溶性の食物繊維の方が多く含まれていて、高コレステロール血症、糖尿病、高血圧症状などの習慣生活病の改善予防に役立つと言われています。

　また、食物繊維は、腸内において様々な物質を吸着させながら移動するので、身体に不要とされる有害物質を体外へ排泄してくれます。

　更に、食物繊維は胃の内部で水分を吸収するため、満腹感が得られやすいというメリットがあり、食物の過剰摂取を抑制することが出来ますので、ダイエットや肥満防止に有効ですよ。

何故パトカーは白黒のツートン・カラーなの？

　全国どこでも、パトカーの色は白と黒のツートン・カラーです。

　ドライバーなら誰でも、違反をしていないのに、白と黒の車が走っているのを見て「ドキッ」としたことがあると思います。（ 私だけかな…。）

　パトカーが本格的に導入されたのは昭和２５年のことですが、当時の配色は白と黒ではなく、シルバーグレーでした。

　現在の配色になったのはその５年後の昭和30年のことで、昼でも夜でも、また遠くにあっても、他の車より目立ち、特異性が感じられる色ということで、白と黒の２色に決定されたそうです。

　また、当時は舗装されていない道路が多く、ピカピカに磨かれた車もあっという間に汚れてしまうような状態でした。　そのため、多少汚れても目立つように、パトカーの下半分を黒に、上半分を白に塗ることになったようです。

　ちなみに、道路交通法では、パトカー、消防車、救急車などの緊急自動車についての規定を定めていますが、色についての規定はないので、民間でパトカーと同じデザインの車を走らせても特に問題はないそうです。