カルシウムが豊富な「沢ガニ」

日本人に人気の食材である「カニ」は、他の魚と比べても、高タンパク、 低カロリーであり、種類によって違うが、良質のタンパク質を15~20%も含み、脂質や糖分はほとんど含まず、ダイエットに適した食品です。



カニを茹でると赤くなるのは、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンというカロチン色素のためで、カロチンは摂取すると体内でビタミンAに変わり、動脈硬化や癌の予防、老化を抑えるなどの効果があります。



また、カニにはアミノ酸の一種のタウリンが豊富に含まれ、血圧を正常にし、心肺機能の強化、貧血の予防、悪玉コレステロールの減少に効果があるほか、肝臓の強化、胆石や動脈硬化の予防、疲労回復や視力の向上、生活習慣病(成人病)の予防などにも有効です。




さらにカニの殻には、キチンやキトサンといったキチン質が大量に含まれ、体の自然治癒力を高め、免疫力を増強し、血圧を下げる作用があります。 血中コレステロールを下げる作用も確認され、肝炎、アレルギー疾患、糖尿病、腎臓病、心臓疾患、白内障、神経痛などに効果があると言われています。




カニの殻には、カルシウムが豊富であり、殻ごと食べられる「沢ガニ」などは、有効なカルシウム源となり、骨粗鬆症の予防やストレスの抑制に効果がありますよ。 



歯磨き粉の量は米粒大でOK!

歯磨き粉は、たっぷりつけた方が効果的なのか
歯ブラシの上に3cmくらい絞り出している人が多いと思いますが、それでは多過ぎるようです。

市販の歯磨き粉の多くは、泡立ちをよくする界面活性剤 (ラウリル硫酸ナトリウム)、研磨剤 (リン酸水素カルシウム)などが入っており、確かに歯は綺麗になります。




しかし、歯ぐきや口の中の粘膜が、界面活性剤によって油分が取られてカサカサになったり、研磨剤で傷ついたりします。 コーヒーや紅茶などによって、歯が着色しているときには有効ですが、毎日使うのは良くないようです。



気になる人は、歯磨き粉を買うときは、表示をよく見てラウリル流酸やリン酸など化学成分が入っていないものを選んでみましょう。



歯は象牙質の上にエナメル質が被さっています。 エナメル質は歯磨き程度で削れることはないのですが、年齢とともに歯ぐきが痩せてきて、今まで歯ぐきに覆われていた歯の下側、根に近い象牙質の部分が出てきます。 象牙質は歯磨きのような摩擦で削れてしまうこともあるので、ゴシゴシ磨くのは控えましょう。






栄養効果が高い「切り干し大根」

切り干し大根は、大根を細く切り、天日で干して乾燥させた食材で、太陽の光を浴びることで糖化されて甘味がさらに増し、栄養価も増加します。



同量の大根と比べた場合、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、悪性貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1、B2は10倍と、栄養価は非常に高くなります。


また、切り干し大根には食物繊維が豊富に含まれ、コレステロールを体外に排出し動脈硬化を予防する作用や、便秘を改善し大腸ガンを予防する作用、美肌にも効果的に働いてくれます。



さらに食物繊維は食後、胃や腸の中で水分を吸収し膨らみ、少量でも満腹感が得られるため、ダイエットにも効果的です。 他にも、二日酔いで弱った肝臓や胃腸を回復し食欲を増進させる作用や、保温作用により冷え性を予防する働きがあると言われています。



栄養効果の高い切り干し大根を、日常の食生活に積極的に取り入れたいですね。




ちなみに、ヨーグルトを使って戻すと栄養価が無駄なく引き出せますよ。


