《ハウス・オブ・ヘル》 第37話 吐き気 | TAKAYAN'S ROOM

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戦いは終わり、私は少しずつ落ち着きを取り戻していく。
目の前には崇拝者たちの肉塊が転がっている。それを見て、私は思わず膝を突いた。

 お、おええ… げぼげぼ…

数時間前に食べたカモの肉が胃液と共に吐き出される。

 私は人殺し…

しかし、こうしなければ、私が殺されていた。

 今まで人を傷つけたことなんてなかったのに…

私は心の中で誓う。

 この償いはしなければならない。だけど、館の主だけは倒さなくては…
 その使命を果たした後なら、どんな裁きでも受けよう…







数分後、私は我に返った。そして革の小箱のことを思い出した。
いったい何が入っているんだろう? 私は小箱を手に取って、開けてみる。

中から小さな金色の鍵が出てきた。私は鍵をポケットに入れて、次にどうするか考える。

・扉から出ていくことにする

・鏡の中へ踏み込む

あの老人の言っていたことが本当なら、行かなくちゃならない。
私は鏡の中へ入ってみることにした。何の抵抗も無く、スムーズに通り抜けられる。


★ステータス
技術点 11(戦うときは-3)/11

体力点 15/18

運点 9/9

恐怖点 6/10


★持ち物

ペーパーナイフ(戦闘の際の技術点を原技術点の値にして戦える)

肉切りナイフ(戦闘の際に技術点に3を加えることができる)

クリス・ナイフ

ロープ

ニンニク

金色の鍵


★メモ

アバッドンにモルダナが

地下室の階段の下に秘密の部屋の入り口がある

秘密の部屋を開ける合言葉はシーコウが知っている

合言葉はドラマーの伯爵の名前と同じような綴り

館の主とは赤い部屋(食堂)で戦うこと

どこかの部屋の鏡の後ろに食堂の扉を開ける鍵がある