鏡を抜けた先には小さな部屋があった。
すごく狭いけど、私は何とか体の向きを変えて、辺りを見回す。
部屋の左右の壁に扉が一つずつある。
私は右手の扉を試してみることにした。けれど、この扉には鍵が掛かっている。
あっ…! もしかしたら…
私はポケットの中から金色の鍵を取り出して、鍵穴に差し込んでみる。
☆カチャリッ★
取っ手が回り、扉が開く。中は小さな部屋だった。
あの崇拝者たちは金色の鍵を大事にしていた。ここには何が隠されているんだろう?
うわっ、クモの巣が顔に… 長い間、誰も出入りしていないのかしら。
いや、違う! 床に積もった塵の上に足跡が残っている。
足跡は右手の壁へと続いていた。私は壁を手で探ってみる。
…! 壁の石の一つが取り外せるみたいだわ。
その石を取り外すと、中には鉄の鍵が隠されていた。あの老人が言っていた鍵に違いない。
これで私は主との決戦の場へ行けるわけだ。
(運点+2だけど、原運点の値を超えられないので、変化しない)
私は鉄の鍵をポケットに入れると、さっさと部屋を出ることにする。
・次は左手の扉を調べよう
・鏡を抜けて、応接室へ戻ろう
私は左手の扉も調べてみる。この扉には鍵が掛かっていない。
開けてみると、そこは踊り場だった。ここから地下へ下りることもできる。
クリス・ナイフは手に入れたから、もう地下に用は無いはずよ。
私は鏡を抜けて、応接室へ戻ることにした。
・
・
・
応接室へ戻る前に、聞き耳を立ててみる。何も聞こえない。
私は思い切って鏡の中から飛び出した。応接室には二人の崇拝者の肉塊が転がっているだけだ。
私は扉を開けて、応接室を後にする。
★ステータス
技術点 11(戦うときは-3)/11
体力点 15/18
運点 9/9
恐怖点 6/10
★持ち物
ペーパーナイフ(戦闘の際の技術点を原技術点の値にして戦える)
肉切りナイフ(戦闘の際に技術点に3を加えることができる)
クリス・ナイフ
ロープ
ニンニク
鉄の鍵
★メモ
アバッドンにモルダナが
地下室の階段の下に秘密の部屋の入り口がある
秘密の部屋を開ける合言葉はシーコウが知っている
合言葉はドラマーの伯爵の名前と同じような綴り
館の主とは赤い部屋(食堂)で戦うこと
どこかの部屋の鏡の後ろに食堂の扉を開ける鍵がある