眼帯の男「では、お前の言っていることが本当なのか、試してやる。
オーヴィル、ダーク、準備はいいか?」
オーヴィル「OKです」
ダーク「もう待ちくたびれちまったでさぁ」
二人の子分は嬉しそうに言った。
眼帯の男「このオーヴィルが五十音の中から文字を言う。その文字で始まる言葉を一つ答えるんだ。
答えられなければ、そこにいるダークがハンドルを回す。
すると、鎖が引っ張られて、お前は耐え難い苦痛を味わうことになるぞ」
ううっ… こんな状態で手足を引っ張られたら、脱臼しちゃうよ。
オーヴィル「よし、まずはデかドで始まる言葉だ」
ド、ドラマー!
眼帯の男「ほう?」
オーヴィル「よし、次はアで始まる言葉!」
アバッドン!
眼帯の男「なかなかやるじゃねえか」
ダーク「親分、俺は退屈ですぜ」
眼帯の男「オーヴィル、次だ」
オーヴィル「うーん… じゃあ、クかケで始まる言葉を言え」
お、思い浮かばないわ…
眼帯の男「ダーク、やれ!」
ダーク「待ってました!」
ダークがハンドルを回したので、私の手足が引っ張られる。い、痛い…
(体力点-1、17→16)
オーヴィル「続いてはマかモで始まる言葉だ」
オーヴィルは今、このゲームに熱中して楽しんでいた。
えっと… えっと… ああ、わからない…
眼帯の男「ダーク!」
ダーク「ひゃっはーっ!」
ダークがハンドルを回したので、私の手足が引っ張られる。
(体力点-1、16→15)
オーヴィル「次はシで始まる言葉だ!」
し、ショートケーキ!
眼帯の男「その辺でいいだろう。さあ、三人で採点しようか」
ダーク「お嬢ちゃんは合格したかな?」
オーヴィル「不合格なら、別のメニューが待っているぜ」
追試もあるの?
★ステータス
技術点 11(戦うときは-3)/11
体力点 15/18
運点 8/9
恐怖点 4/10
★持ち物
ペーパーナイフ(戦闘の際の技術点を原技術点の値にして戦える)
肉切りナイフ(戦闘の際に技術点に3を加えることができる)
ロープ
ニンニク
★メモ
アバッドンにモルダナが
地下室の階段の下に秘密の部屋の入り口がある
秘密の部屋を開ける合言葉はシーコウが知っている
合言葉はドラマーの伯爵の名前と同じような綴り
館の主とは赤い部屋(食堂)で戦うこと
どこかの部屋の鏡の後ろに食堂の扉を開ける鍵がある