少年少女世界文学全集の第10巻です。

森の中で仲間と楽しく過ごすロビン=フッドですが…

そんな彼を捕らえようと、お城の人たちが計略を巡らせます。
ウィルは兵隊になって、フランスで戦い続けていましたが、
今は追われる身になっているそうです。
自分の頼みを聞いてくれず、『臆病者!』と罵った上官を殺してしまったからです。
恋人のマリアンに会いたいという理由で、ロビンはウィルを連れて城へ行きました。
そこでウィルは自分の家族と再会します。
ところが、お城の人たちに『ウィルが上官を殺した』という話は伝わっていました。
しかし、間一髪でロビン=フッドに助けられるのでした。
ロビン=フッドは正式にマリアンと婚約します。
マリアンの弓の腕前はロビンに勝るとも劣らないほどです。
ウィルもモードという女性と結婚しました。
痛快な物語ですが、悲しい場面もあります。
必ずしも主人公の人生が順風満帆とは限らないのです。












