朝も早よから、地方へ移動しています!
今日は寒い! 秋はどこへ行った
そんなこんなで、昨日は東京室内歌劇場公演、オペラ『みるなの座敷』を観てきました!
このオペラは新潟県長岡地域に広く伝わる「見るなの花ざしき」を基にして、平成8年に出来上がった創作オペラです。
地元の方言や四季おりおりの伝統行事を織り込んであり、このオペラの作曲家でもある石島正博さんの美しいメロディーが、一度聴いたら忘れられない素晴らしいオペラ!
なんでこのオペラを観に行ったかというと、まだ駆け出しだった時に、コレペティとして携わった思い出ある作品で、長岡の学校公演で毎年演奏されていました。
13年前の長岡でのプログラムと、昨夜のプログラム↓
屋敷にある13の座敷のうち、13番目の座敷だけは決してのぞかないこと、、と屋敷の美しい娘に約束させられます。それぞれの座敷では越後風物詩、四季の風景が繰り広げられていきますが、13番目の座敷はいったい何があるのか、のぞいて見たくてたまらない、主人公の幸吉が見てしまい、、、。
という鶴の恩返しのようなお話。
私が携わっていた時、幸吉役にはテノールの内山信吾さん、水船桂太郎さん、経種廉彦さん、高橋淳さんが毎年交代で出演され、演出には高岸未朝さん、ピアノは相庭尚子さんと第一線で活躍されている方々でした!
その頃はまだ、ピアノ伴奏と並行して、二期会合唱団としてオペラ公演で歌っていたので、みるなの座敷の公演の合唱には、いつもお世話になっている大先輩の方々がいらっしゃって、「君は一体どっちが本業?」なんて言われたり
二期会合唱団で5年くらいしか歌っていませんが、ここでの経験と人との繋がりは、今のピアニスト吉田貴至の基盤となっている事は間違いなく、そんな先輩達も昨日の公演を観に来ていて、10年振りくらいの再会でしたが、覚えていてくださり、その後飲みに連れてってくれました!
思いっきり目閉じてますが、記念に1枚↓
忘れてはならない、昨日の幸吉さん役には、何度かご一緒させていただいているテノール新津耕平
さん!新津さんの歌唱と演技&石島さんの美しいメロディーが融合して、客席には涙されている方も
終演後に新津さんと↓
どちらが小顔に写るか競い合ってますww