ふるさと納税、さらなる取組への提案 | 高槻市議会議員 平田裕也

高槻市議会議員 平田裕也

若者代表!高槻から日本を元気に!!

【本会議質疑③】

先月、神奈川県湯河原町へ会派視察に伺ったのですが、そこで学んだふるさと納税の取組について、高槻市でも活かせるのではないかと、本会議質疑の中で提案しました。視察も行きっぱなしではなく、高槻市政に活かせるように取り組んでまいります。

 

 

〈平田〉

我々、自民・無所属議員団としても、なにかいい方法はないかということで、日ごろから、こういうことができたらいいんじゃないかとか、あーすればいいんじゃないかというような話をしておりますが、実際に実績があがっている取組を見てみようといういうことで、先月神奈川県の湯河原町に会派視察に行ってまいりました。

 

現在は、全国に広がりを見せておりますが、ふるさと納税の自動販売機を全国で初めて設置した自治体でありまして、本市でも非常に参考になるのではないかなと思っております。

 

湯河原町では、ゴルフ場にこの自動販売機が設置されておりますが、寄附実績がだいたいですが、令和2年度は770万円、令和3年度は1,000万円、令和4年度は1,500万円ということで、かかった経費から考えますとかなり大きな実績をあげておられます。また、群馬県のゴルフ場では、一か月で2,000万円の実績があったところもあるとお聞きしております。

 

実際にゴルフ場に設置されている自動販売機を拝見させていただきましたが、非常に目を引きますし、作業時間も4~5分ですべて完結できます。そしてすぐにその日のプレー代として使えるということで、もともとふるさと納税をしていない方、する予定のなかった方にも寄附していただけるようになったというお話を伺ってまいりました。

 

私もゴルフしますが、とても良い取組だなと実物を見て改めて実感致しました。高槻にもゴルフ場ございますし、市外からかなりたくさんの方が来られておりますので、本市でも大きな効果が期待できるのではないかと感じています。

 

また、ゴルフ場だけではなく、全国でも地域地域でそのまちの特徴に応じた自動販売機の設置が広がってきておりまして、たとえば空港であったり、サービスエリアであったり、というところへも設置されております。

 

そこで、高槻ではどういった活用方法があるかなと考えますと、9月議会でも申し上げました、将棋関連の返礼品ですね。今、会館の建設支援ということで寄附を募っておりますが、会館がオープンした後も、なにかしらの将棋関連の返礼品を提供していただきたいということで、前向きなご答弁もいただきました。

 

そこで、たとえば、新しくできる将棋会館に設置していただいて、そこでしか手に入らない返礼品を提供できれば、大きな話題にもなりますし、高槻に来ていただいた将棋ファンの方にも大変満足していただけるのではないかと思います。そしてなによりも、高槻市のPR、将棋のまち高槻のPRにつながるものと思います。

 

まぁこれはあくまでそういうことができればとても良い取組になるんじゃないかということで提案をさせていただいておりますが、自動販売機についてはいろんな活用の方法ができるのではないかと思いますので、担当課の皆さんには知恵を絞っていただいて、形にしていただけたらなということで、提案と要望ということにさせていただきます。

 

いずれにしましても、今日は、改めてこのふるさと納税の取組について、非常に前向きに取り組んでいただいているということが確認できました。今後のさらなる取組に期待をして、質疑を終わります。