水道事業においてどのように人材を確保していくのか | 高槻市議会議員 平田裕也

高槻市議会議員 平田裕也

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【一般質問 水道事業④】

2019年に水道法が改正され、「水道の基盤強化」が明記されました。

 

水道事業の歩みを見てみますと、戦前、阪急電鉄が建設した水道施設が本市に無償譲渡されて、本市での水道事業がスタートした『創設の時代』。

 

全国屈指の人口急増に対応するため、七次に渡る拡張事業を行い、普及率99%を実現した『拡張の時代』。

 

そして、より安心で安定した水道事業を行うため、計画的な施設の整備や更新、経営の効率化を行ってきた『維持管理の時代』。

 

それぞれの時代背景や、市民ニーズに応じた取り組みをしてきていただいておりますが、今回の法改正に伴い、今後は基盤強化に重点を置いて取り組んでいくことになります。安全で安定した給水を継続し、いつまでも信頼される水道を実現していくための取り組みについて三点伺いました。

 

まず、組織体制や人材育成に対する市の考えについて。

 

 

 

<平田>

1点目は、組織体制についてです。水道事業が置かれるこの厳しい環境の中、将来にわたって持続可能な事業運営をしていくその中心、中核となるのは、水道事業に携わる職員の皆さんであり、いかにその人材を確保していくかということが重要課題であると思います。

 

これまで培ってきた技術を継承し、そして、これからの厳しい経営環境に対応できる、高度な専門性を持った人材を育てていかなければなりません。今後の人材育成や組織体制について、市のお考えを伺います。

 

 

<答弁>

安定給水の継続を堅持するためには、高度な技術と専門的知識を持った職員の育成が不可欠であるため、あらゆる知識やノウハウを日々の業務を通じて職員間で共有しあうことに加え、研修の受講、資格の取得等も促進しながら、技術の継承や新たな知識の習得に努めているところです。