東司〜循環〜【川村のブログⅡ】 | たかつき通信・新築・リフォーム・不動産・耐震診断・耐震補強・古民家再生・太陽光発電、自社大工の株式会社高月工務店・山口県田布施町

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こんにちは😃











以前のブログで少し取り上げましたが…





大学の研究室の先生の退官お疲れ様会で


20年以上ぶりに京都に行ったその日中


先生と数名で特別拝観中の寺院の見学に











最初の行き先は…東福寺





自分も初訪問で、知識も殆どなかったので


よく知らない方がほとんどかもしれません






入ってすぐ?にこの景色…テンション上がりました

水路?の上にかぶさる緑…向こう上方には舞台的な建築


あまり経験したことのない不思議な感覚を味わいました









とても大きな寺院のため


今回は一番興味深かった内容をご紹介します









「東司(とうす)」…便所の建物のこと 正面全景

子供たちは「100人便所」ともいうそうで

禅堂の横に必ずこの東司が置かれるとの事



分類によっては

日本最古最大の便所で

現存する唯一の遺構だそうです

…室町時代と書かれていました





説明看板読めるようにアップして撮影




看板にある一番興味深かった文言です↓


「当時の排出物貴重な堆肥肥料であり、

 京野菜には欠かせない存在となっていた」



京都の公家等の台所をおいしい野菜で潤し


現金収入の大きな糧となっていたとのこと


※排出物=排泄物=糧









SDGs(持続可能性)少子化で人口減


とかいろいろ言われますが、時代は巡る…


浮いたり沈んだり…という長い目での波に


自然・本質が潜んでいるような気がします




 



















最後までご覧いただき


ありがとうございました😊