性能向上をもっと身近に!スケルトン・DIY実践事例④ | たかつき通信・新築・リフォーム・不動産・耐震診断・耐震補強・古民家再生・太陽光発電、自社大工の株式会社高月工務店・山口県田布施町

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みなさまこんにちは^ ^ 

たかつきホーム🍀ホームアドバイザーの田原です。





さて、壁の内部に必要な処置が終わったら、補強のための構造用合板を施工していきます。






お分かりになるか分かりませんが、場所によって構造用合板の張り方も変わりますし、勿論耐震強度も変わります。その辺りを適切に計算しながら職人さんに伝えて作業してもらいます。




この大変合理的なA工法にしても、




その部位ごとに適切な施工方法があり、気をつけるポイントがあります。






構造用合板を固定するためにアルミアングルですが、固定した箇所が柱の表面やアングルの端部に近いと、実際に大きな地震を受けたらちぎれてしまうので、

右図のように、アングルの角の部分に向かって固定していかなくてはなりません。


しかし、そうするとビスの頭が斜めに飛び出して、構造用合板を取り付けるために柱との間に隙間が空いてしまう。


こういう見た目の悪い仕事を、職人さんは嫌う傾向にあります。下手と思われたくないんですね。



ただ、この場合は耐震性を確保する事がとにかく重要であり、更に、この構造用合板は上から貼る石膏ボードによって隠れますから、隙間が空いている事による不具合がないのです。



この辺りは、我々現場監督と職人さんの意思疎通がしっかり出来ていないと実現せず、工事の品質を落とすリスクにつながります。



だからこういう構造に関わる部分など、家の主要構造分といわれるスケルトン部分は、プロに任せた方がいいわけですね!!





仕上げ材のように、キレイに張ってしまうのが職人さんの腕そのものですね!!

(この石膏ボードもきちんと丁寧に施工しておかないと、次に仕上げを行なうお施主さまが苦労される結果となりますから、勿論丁寧にやりますよ!!)





それでは、また来週お目にかかります。 

みなさまの暮らしが、いつも安全で快適なものでありますように🍀