みなさん、こんにちは
正月から蓄積されてきた体重を知らない振りしていたツケが回ってきたので今必死にダイエット中の中川です
さて、前回のハニワの続編です(^O^)/
前回はハニワの原点ともなる円筒埴輪をご紹介したのですが、古代の人たちの暮らしの知恵により色んな形をしたハニワが増えていきました
みなさん、ハニワと言われると思い浮かぶのは人の形をしたハニワではないでしょうか
実はそんな人物埴輪でも実は色んな種類のハニワたちが発見されています(ノ´▽`)ノ
よろいかぶとを身をつけた武人、正装をした身分の高い人物、鎌を持つ農夫、鷹匠、琴や太鼓を持つ楽人、しこを踏むことで悪霊をおさえる力士や、祭りをつかさどる巫女を現したもの、美しく着飾った貴婦人、捧げものを持つ人物埴輪など
まさに多種多様です( ̄□ ̄;)!!
更に動物も
馬や、牛、犬、鶏などの家畜、猪、鹿、水鳥、魚などの獲物といった、古代の人々のくらしのなかのにいた動物埴輪もたくさん発見されています
なかでも儀式用に飾られた馬形埴輪の出土が多く、馬を持つこと自体が、財力と権力のあることを示していたことがわかります( °д°)
動物埴輪のなかで最初につくられたのは鶏や水鳥で、鳥は、魂を運ぶと考えられ、ほかの動物も儀式のささげものだったといわれています
そして、家の形をした家型埴輪は長霊のよりどころ、やどるところとして、その古墳の中心部分で、最も重要な場所に置かれました
(今の仏教で言うところの位牌のようなものでしょうか)
死んだあの世(死者の世界)と生きているこの世(生者の世界)をつなぐ入り口が家形埴輪だったと思われています
ハニワは写実的で種類も豊富なため、まだ文字がほとんど使われていない古墳時代の歴史や風俗、習慣を知る大きなてがかりとなります
今城塚古墳公園にある埴輪祭祀場には、今お話ししたようなハニワ(複製)たちがいっぱい並んでいますヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
その当時どんな暮らしをしていたか、どんな人の為に作られたものなのか、など色々想像しながら歴史を勉強するのも一つの楽しみ方ではないでしょうか
中川でした~