ラルゴまたはオンブラ・マイ・フ(Ombra mai fu)は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Handel, 1685-1759)作曲のオペラ「セルセ」(Serse,Xerxes)第1幕冒頭のアリアです。
ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われ、詩はプラタナスの木陰への愛を歌ったもの。下降と上昇を組み合わせた伸びやかな旋律線を持ち、弾いた後はなんとも穏やかな気分になれました。
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[ 原詩(イタリア語)]
Ombra mai fu
di vegetabile,
cara ed amabile,
soave piu
[ 日本語訳 ]
かつて、これほどまでに
愛しく、優しく、
心地の良い木々の陰はなかった
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使用楽譜
全音ピアノピース これまで弾いた曲
全音ピアノピース(全音楽譜出版社)は、クラシックを中心とした楽曲集で、本投稿時点で580曲以上あり、それぞれA~F(初級~上級上)の6段階にレベル分けされております。
ピアノ再開にあたり、取り急ぎ初級(A)の曲を全て弾いてみようと思い立ったのがきっかけで、YouTubeへ動画投稿をするようになりました。
- 紡ぎ歌 (エルメンライヒ)
- 歌劇ファウストのワルツ (グノー)
- ウィーンナマーチ (ツェルニー)
- ガボット (ゴセック)
- ラ・パロマ (イラディール)
- さらばピアノよ (ベートーヴェン)
- メヌエット (ボッケリーニ)
- 水車 (イエンゼン)
- マルタ (フロトー)
- ラルゴ (ヘンデル)いまココ