日本の公務員の数は多いのか? | todo08の雑記帳

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…多分かなりリニューアルするはずw

昨日の予告どおり、今日のテーマは「公務員」です。

果たして日本の公務員の数はマスゴミが報道するように多いのか?
どれだけ公務員の数は減っているのか?
を考えていきます。

まずは国の行政機関の定員推移から(データは但し書きが無いものは総務省のHPから)

一体何を伝えているのか?-国の行政機関の定員の推移1

随分と減っていますねぇ。
最も14~16年度に減ったのはあの郵政民営化があったからですけどね。

で、どのように減っていたのかがコチラ(これのみある議員(公選法との関係上、一応名前は伏せます)のブログからお借りしました)

一体何を伝えているのか?-国の行政機関の定員の推移2

(そのままの大きさだと全部写らないので細かい数字は画像をクリックしてご覧下さい)

こう見るとここ数年は結構な割合で減ってますが、これは恐らく団塊の世代の引退時期と重なるので必ずしも自主的に減らしたとは言えないかも知れません。

「だから公務員を削る余地はちゃんとあるんだ!」


というどこぞの連中の断末魔が聞こえてきそうですが(爆)、次のデータを見たらちょっとその意見は
「頭悪いんじゃないの?」
的なモノになるはずです。

一体何を伝えているのか?-人口千人当たりの公的部門における職員数の国際比較

これは「人口千人当たりの公的部門における職員数の国際比較」ですが、日本は「小さな政府」の代表といってもいいアメリカと比べても何と半分以下のレベルしか公務員がいません!
誰か(まあここで良くご登場頂いている権丈氏ですがw)が
「日本は小さすぎる政府なんだ」
と仰っていましたが、正にこのデータを見る限りその論はほぼ正鵠を得ていると言わざるを得ないでしょう。

勿論こういったデータ上には表れない「無駄な職員がいる部署がある」とか「全然仕事をしない部署」とかもあるでしょうからそういう無駄を削減することは絶対に必要です。しかし、ただ単に「国家公務員の数を減らします!」などと言うのは現状でも機能しているとは言い難い公的機関をさらに麻痺させるだけの話ではないかと個人的には思うのですが…?
むしろ「失業者対策も兼ねた公務員の増員」を言ってもおかしくないレベルじゃないでしょうか?最もコレは今の世論では受け入れられにくいのですけどorz

どこかの連中はこういった現状を知った上で話をしているのでしょうかねぇ?
まあ知らないんだろうなぁ…
少なくとも只の一市民にしか過ぎない自分ですらちょっと調べればこんなこと分かるのに報道しようとしないマスゴミのレベルが知れますなwww